VMware Identity Manager 19.03 仮想アプライアンスでインターネット接続が可能な場合は、アプライアンスをオンラインでアップグレードできます。
手順
- VMware Identity Manager 19.03 仮想アプライアンスに root ユーザーとしてログインします。
- 次の updatemgr.hznコマンドを実行します。
/usr/local/horizon/update/updatemgr.hzn updateinstaller
- 次のコマンドを実行して、オンラインのアップグレードが存在することを確認します。
/usr/local/horizon/update/updatemgr.hzn check
- 次のコマンドを実行して、アプライアンスを更新します。
/usr/local/horizon/update/updatemgr.hzn update
アップグレード中に発生したメッセージは、update.log ファイル(/opt/vmware/var/log/update.log)に保存されます。
- y と入力して Workspace ONE Access サービスのアップグレードを続行するか、n と入力してアップグレードを終了します。
プロンプトは、仮想アプリケーションに関する次の情報を考慮する機会となります。
重要:
Workspace ONE Access 20.01
コネクタ は、Citrix、Horizon Connection Server、ThinApp との統合はできません。
- ThinApp パッケージ アプリケーションを使用するには、VMware Identity Manager コネクタ (Linux) バージョン 2018.8.1.0 を使用します。
- 他の仮想アプリケーション(Horizon デスクトップ/アプリケーション、Citrix 公開リソースなど)を使用するには、VMware Identity Manager コネクタ (Windows) バージョン 19.03 を使用します。
仮想アプリケーションの使用を計画していてもいなくても、アップグレードは続行できます。ただし、Workspace ONE Access サービス 20.01 では仮想アプリケーションをサポートしますが、Workspace ONE Access Connector 20.01 ではサポートしません。したがって、Workspace ONE Access サービス 20.01 で仮想アプリケーションを使用する予定がある場合、Workspace ONE Access Connector 20.01 にアップグレードすることはできません。
- もう一度 updatemgr.hzn checkコマンドを実行して、より新しいアップデートがないことを確認します。
/usr/local/horizon/update/updatemgr.hzn check
- アップグレードしたアプライアンスのバージョンを確認します。
vamicli version --appliance
新しいバージョンが表示されます。
- 仮想アプライアンスを再起動します。
reboot