ユーザーのアプリケーションまたはデスクトップの起動トラフィック(ICA トラフィック)を XenApp サーバに直接ルーティングするネットワーク範囲を構成します。この構成は通常、Citrix 公開リソースへの内部アクセスの提供に使用されます。
ユーザーが Workspace ONE カタログからアプリケーションまたはデスクトップを起動するときに、そのユーザーの IP アドレスが内部ネットワークの範囲内であった場合、ICA トラフィックは直接 XenApp サーバにルーティングされます。
注: 外部ネットワークのリソース起動の構成については、
NetScaler Gateway による外部ネットワークの Citrix リソース起動の構成を参照してください。
前提条件
[ネットワーク範囲] ページを編集して保存するには、スーパー管理者ロールが必要です。
手順
- VMware Workspace ONE Access コンソールにログインします。
- タブを選択します。
- ネットワーク範囲を設定する Citrix コレクションをクリックします。
- [ネットワーク範囲を編集] をクリックします。
- [ネットワーク範囲] ページで、内部 Citrix リソースの起動用に構成するネットワーク範囲をクリックし、内部ネットワークから Citrix リソースにアクセスするエンド ユーザーが正しいサーバに接続できるようにします。
- 編集するネットワーク範囲をクリックするか、[ネットワーク範囲を作成] をクリックして、必要に応じて新しいネットワーク範囲を作成します。
- ネットワーク範囲を新規作成する場合は、名前、オプションの説明、および IP アドレスの範囲を入力します。
- [XenApp ファーム] セクションまでスクロールします。
このセクションには、Citrix 仮想アプリケーションのコレクションで構成したすべての XenApp サーバが一覧表示されます。
- 各 XenApp サーバに対して、このネットワーク範囲に対する適切な値を入力します。
オプション 説明 クライアント アクセスの FQDN Citrix 仮想アプリケーションのコレクションの起動設定として [StoreFront] オプションが選択されている場合は、[StoreFront URL] テキスト ボックスに入力したものと同じ URL を入力します。
それ以外の場合は、XenApp サーバのホスト名を入力します。たとえば、xenapphost.example.com。 のように入力します。XenApp サーバの前にロード バランサがある場合は、次の形式を使用します:
loadbalancerURL/citrix/storeweb
ポート サーバ ポート。たとえば、443 と指定します。 [クライアント アクセスの FQDN] テキスト ボックスにロード バランサの URL を入力した場合は、ポート 443 を使用します。
NetScaler このオプションを [いいえ] に設定します。
- [保存] をクリックします。
- 必要に応じて、これらの手順を繰り返して、他のネットワーク範囲を編集します。
- [ネットワーク範囲] ページで [終了] をクリックします。