Workspace ONE Access は、Workspace ONE Access インスタンスへのサービス プロバイダの複数のテナントの追加をサポートします。組織内の異なる事業部門で使用される可能性のあるアプリケーション(Office 365 など)のテナントが複数ある場合、すべてのテナントを Workspace ONE Access の単一のインスタンスに追加できます。これによって SSO を管理し、すべてのテナントに 1 つの場所からアクセスできます。
複数のテナントを追加するには、アプリケーションの複数のコピーを Workspace ONE Access カタログに追加し、それぞれの構成を変更します。アプリケーションの各コピーをサービス プロバイダの別のテナントにマッピングします。各テナントには、1 つ以上のドメインを関連付けることができます。また、アプリケーションの適切なコピーを使用する資格をユーザーに付与する必要があります。
ユーザーが Workspace ONE Intelligent Hub アプリケーションまたはポータルにログインし、資格を付与されたアプリケーションをクリックすると、正しいアプリケーションが起動します。ユーザーがサービス プロバイダに直接ログインすると、サービス プロバイダは認証のために Workspace ONE Access にリダイレクトされ、Workspace ONE Access はユーザーを認証し、ユーザーの資格に基づいて適切なアプリケーションを起動します。
手順
- Workspace ONE Access コンソールで、 タブを選択します。
- [新規] をクリックします。
- 検索ボックスに名前を入力するか、[カタログから参照] をクリックして、クラウド アプリケーション カタログからアプリケーションを選択します。
[定義] および [構成] ページのフィールドは部分的に入力されています。
- ウィザードに従ってアプリケーションを構成し、[保存] をクリックします。
- 次のいずれかの方法でアプリケーションのコピーを作成します。
- ページで [新規] をクリックし、クラウド アプリケーション カタログからアプリケーションを追加して、新しいアプリケーションを作成します。
- ページでアプリケーションをクリックし、[コピー] をクリックしてアプリケーションをコピーします。
名前や説明などのフィールドを編集して、新しいアプリケーションを簡単に識別できるようにします。
- 適切なテナントに対するアプリケーションの各コピーを構成します。
- アプリケーションの各コピーに対するユーザー資格を構成します。適切なテナントの使用資格をユーザーに付与します。
- タブで、テナントに対応するアプリケーションのコピーをクリックします。
- [割り当て] をクリックします。
- ユーザーおよびグループを選択するには、検索ボックスに名前を入力して、検索結果から選択します。
- 各ユーザーおよびグループの展開の種類を選択します。
[ユーザーによるアクティベーション] または [自動] のどちらのオプションを選択したかに関係なく、アプリケーションは Intelligent Hub アプリケーションおよびポータルの [アプリケーション] タブに追加されます。ユーザーは、[アプリケーション] ページからアプリケーションを実行したり、お気に入りとしてマークし、[お気に入り] ページから実行したりすることができます。ただし、アプリケーションの承認フローを設定する場合は、そのアプリケーションに対して [ユーザーによるアクティベーション] を選択する必要があります。
- [保存] をクリックします。