21.08 にアップグレードする前に、Workspace ONE Access 仮想アプライアンスの NIC ネットワーク アダプタのタイプが「VMXNET 3」に設定されていることを確認します。

ネットワーク アダプタ タイプが VMXNET 3 でない場合は、既存のネットワーク アダプタを削除し、新しいアダプタを追加して VMXNET 3 を選択する必要があります。
注: フィルタリングに MAC アドレスを使用する場合は、VMXNET 3 ネットワーク アダプタに同じ MAC アドレスを構成する必要があります。アダプタを削除する前に、E1000 MAC アドレスをコピーして保存します。

前提条件

NIC を更新する前に、仮想アプライアンスのスナップショットを作成します。スナップショットの作成方法については、ナレッジベースの記事 vSphere Web Client でのスナップショットの管理 (KB2032907)を参照してください。

手順

  1. Workspace ONE Access 仮想アプライアンスをシャットダウンします。
    1. vCenter Server インスタンスにログインします。
    2. アプライアンスを右クリックし、[電源] > [ゲスト OS のシャットダウン] を選択します。
  2. 仮想アプライアンスで [設定の編集] を選択します。
  3. [仮想ハードウェア] タブで、[ネットワーク アダプタ] を展開し、選択されたアダプタが VMXNET 3 であることを確認します。
  4. アダプタが VMXNET 3 でない場合は、E1000 アダプタを選択し、[削除] をクリックします。
  5. [追加] > [ネットワーク アダプタ] をクリックし、[タイプ] に対して [VMXNET 3] を選択します。
  6. ネットワークを選択します。
    MAC アドレスをフィルタリングに使用する場合は、VMXNET 3 仮想アダプタを「手動の MAC アドレス」に設定し、E1000 アダプタ構成から保存した MAC アドレスを貼り付けます。
  7. [次へ][OK] の順にクリックします。
  8. アプライアンスをパワーオンします。
    これらの手順を繰り返して、環境内のすべての Workspace ONE Access アプライアンスで NIC を E1000 から VMXNET 3 に更新します。