Workspace ONE Access Connector インストーラは、サイレント モードで次のプロパティを受け入れます。プロパティは、XML ファイルで指定することも、コマンド ラインから直接入力することもできます。
プロパティ
プロパティ | 値 | 説明 |
---|---|---|
ADDLOCAL |
UserAuthService
|
インストールするエンタープライズ サービス。複数のサービスを指定するには、カンマ区切りのリストを使用します。例:"UserAuthService,DirectorySyncService" |
INSTALLDIR |
directoryPath |
使用するインストール ディレクトリ デフォルト値:C:\VMware\Silent |
TARGETDIR |
directoryPath |
使用するインストール ディレクトリ。INSTALLDIR と同じ値を入力します。デフォルト値:C:\VMware\Silent |
WS1_IS_CLOUD_ONLY |
1 |
WS1_IS_CLOUD_ONLY=1 は、Workspace ONE Access クラウド テナントに対してコネクタをインストールしていることを示します。このプロパティは、22.05 Connector のインストールに必要です。このプロパティを指定しない場合、または 1 以外の値を指定した場合、インストールは失敗します。 22.05 コネクタは、Workspace ONE Access クラウドとのみ互換性があります。オンプレミスの Workspace ONE Access 仮想アプライアンスとは互換性がありません。 |
WS1_ENABLE_FIPS |
1 (FIPS モードでインストール)
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FIPS モードの情報、要件、および前提条件については、Workspace ONE Access Connector と FIPS モード(Workspace ONE Access FedRAMP のみ)を参照してください。
重要: インストール後にモードを FIPS モードから非 FIPS モードに、または非 FIPS モードから FIPS モードに変更することはできません。したがって、インストールを開始する前に、要件と前提条件を慎重に確認し、FIPS を有効にするかどうかを決めてください。
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WS1_CONFIG_FILE_PATH |
configFilepath |
Workspace ONE Access コンソールからダウンロードした構成ファイルのパス。ファイルのデフォルトの名前は、es-config.json です。 デフォルト値:C:\Installer\es-config.json(インストーラを含むディレクトリ) また、 |
WS1_CONFIG_FILE_PASSWORD |
configFilePassword |
WS1_CONFIG_FILE_PATH のパスワード。
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WS1_IS_PROXY_ENABLED |
1 (プロキシを使用) |
プロキシ サーバを使用するには、値を 1 に設定します。また WS1_PROXY_HOSTNAME および WS1_PROXY_PORT を指定します。 デフォルト値: |
WS1_PROXY_HOSTNAME |
proxyserverFQDNorIP |
プロキシ サーバのホスト名 (FQDN) または IP アドレス |
WS1_PROXY_PORT |
proxyserverPort |
プロキシ サーバのポート |
WS1_IS_PROXY_AUTHENTICATED |
2 (基本、つまり認証済み) |
プロキシ サーバで認証が必要な場合は、値を 2 に設定します。WS1_PROXY_USERNAME も指定します。 デフォルト値:
注: サポートされるプロキシの詳細については、
Workspace ONE Access Connector 22.05 のシステム要件(Workspace ONE Access Cloud のみ)を参照してください。
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WS1_PROXY_USERNAME |
proxyusername |
プロキシ サーバのユーザー名。また、WS1_PROXY_PASSWORD を使用してコマンド ラインでプロキシ サーバのパスワードを指定します。 |
WS1_PROXY_PASSWORD |
proxypassword |
プロキシ サーバのパスワード。XML ファイルに WS1_PROXY_PASSWORD を追加しないでください。コマンド ラインから WS1_PROXY_PASSWORD=password として指定します。 |
WS1_NON_PROXY_HOSTS |
host1|host2 |
プロキシ サーバを経由せずに直接接続する必要がある非プロキシ ホストの FQDN または IP アドレス。複数の非プロキシ ホストを指定するには、区切り文字 | を使用します。 |
WS1_IS_SYSLOG_ENABLED |
1 (Syslog を使用) |
Syslog サーバを使用するには、値を 1 に設定します。WS1_SYSLOG_HOSTNAME も指定します。デフォルト値: |
WS1_SYSLOG_HOSTNAME |
sysloghostname:portnumber |
Syslog サーバの FQDN または IP アドレス、およびポート番号。複数のサーバを指定する場合は、エントリをカンマで区切ります。例:
または
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WS1_TRUSTSTORE_CERTS_PATH |
truststoreCertificatesFolder |
コネクタ サーバ上のトラストストアにアップロードする証明書を含むフォルダへのパス。証明書は、インストール後にアップロードすることもできます。 |
WS1_USER_AUTH_PORT |
portnumber |
ユーザー認証サービスのポート デフォルト値:8090 |
WS1_DIRECTORY_SYNC_PORT |
portnumber |
ディレクトリ同期サービスのポート デフォルト値:8080 |
WS1_KERBEROS_AUTH_PORT |
portnumber |
Kerberos 認証サービスのポート デフォルト値:443 |
WS1_APP_SYNC_PORT |
portnumber |
仮想アプリケーション サービスのポート デフォルト値:8008 |
WS1_ADD_SSL_CERT |
0 (自己署名証明書) |
必要に応じて、署名付き SSL 証明書をアップロードする場合は 1 を指定します。Kerberos 認証サービスには、署名付き SSL 証明書が必要です。0 を指定すると、自己署名証明書が自動生成されます。デフォルト値: |
WS1_SSL_CERT |
“” certFilepath |
SSL 証明書へのパス。証明書ファイルは PEM または PFX 形式で指定できます。値が PEM ファイルの場合は、WS1_PRIVATE_KEY も指定します。ファイルが PFX ファイルの場合は、WS1_SSL_CERT_PASSWORD を使用してコマンド ラインでそのパスワードを指定します。 |
WS1_SSL_CERT_PASSWORD |
certificatePassword |
WS1_SSL_CERT の値が PFX ファイルの場合に必要です。WS1_SSL_CERT_PASSWORD を XML ファイルに追加せず、コマンド ラインから WS1_SSL_CERT_PASSWORD=password として指定します。 |
WS1_PRIVATE_KEY |
“”
|
PEM キー ファイルへのパス。WS1_SSL_CERT の値が PEM ファイルの場合に必要です。 |
IS_NET_API_LOGON_USERNAME |
DOMAIN\username |
Kerberos 認証サービスおよび仮想アプリケーション サービスを実行するために使用するドメイン ユーザー アカウント。DOMAIN\username のフォーマットを使用します。また、IS_NET_API_LOGON_PASSWORD=password を使用してコマンド ラインでパスワードを指定します。 |
IS_NET_API_LOGON_PASSWORD |
domainUserPassword |
ドメイン ユーザー アカウントのパスワード。IS_NET_API_LOGON_PASSWORD を XML ファイルに追加せず、コマンド ラインから IS_NET_API_LOGON_PASSWORD =password として指定します。
重要: Kerberos 認証サービスは、ドメイン ユーザー アカウントのパスワードに次の特殊文字のみをサポートします。
それ以外の特殊文字がパスワードに含まれている場合、Kerberos 認証サービスのインストールに失敗します。 |
フォーマット
次のフォーマットを使用して、コマンド ラインにインストール プロパティを指定します。
propertyname=value
例:
WS1_IS_PROXY_ENABLED=1
または
ADDLOCAL=UserAuthService,DirectorySyncService
次のフォーマットを使用して、XML ファイルでインストール プロパティを指定します。
<property name="propertyname" value="propertyvalue" />
例:
<property name="WS1_IS_PROXY_ENABLED" value="1" />
または
<property name="ADDLOCAL" value="UserAuthService,DirectorySyncService" />