この情報を使用して、Workspace ONE Access Connector 22.09 への移行中に発生する可能性のあるエラーのトラブルシューティングを行います。
- [エラー]:Active Directory タイプのディレクトリを統合 Windows 認証経由で移行しようとすると、「エンタープライズ サービス <コネクタ ホスト名> (EAS) の応答:アダプタ構成が無効です:指定されたユーザー名とパスワードの認証に失敗しました。」というエラーが表示されます。
[解決策:]コネクタ サーバの時計とドメイン コントローラの時計間に時間のずれがある場合に、このエラーが発生します。コネクタ サーバの時間を更新します。NTP サーバを使用して時間同期を設定することがベスト プラクティスです。
- [エラー:]resourceSync.profile.write.prohibited.in.preview.state:プロファイルの移行がプレビュー状態の場合、仮想アプリケーションのコレクションの作成、更新、または削除は禁止されています。
[解決策:]移行のプレビュー ステージでは、仮想アプリケーションのコレクションを作成、更新、または削除できません。仮想アプリケーションのコレクションに変更を加える場合は、移行ダッシュボードで [中断] をクリックして移行プロセスをキャンセルし、変更を加えてから、移行プロセスを再度開始します。
- [エラー:]enterprise.service.migration.eis.not.found:仮想アプリケーション サービスが構成されていないため、次の状態に移行できません。
[解決策:]仮想アプリケーションのコレクションを移行する前に、仮想アプリケーション サービスのインスタンスを少なくとも 1 つインストールする必要があります。
- [エラー:]enterprise.service.migration.all.profiles.not.migrated:いずれかの仮想アプリケーション コレクションが移行されていないため、次の状態に移行できません。
[解決策:]移行を続行するには、Workspace ONE Access サービスで構成されているすべての仮想アプリケーションのコレクションを移行する必要があります。移行ダッシュボードの [仮想アプリケーションのコレクションを移行] セクションで [設定の確認] をクリックし、仮想アプリケーションのコレクションごとに、仮想アプリケーション サービスがインストールされ、アクティブな状態になっているコネクタを選択します。
- [エラー:]enterprise.service.migration.old.connector:このコネクタのバージョンは最新のコネクタにアップグレードできません。コネクタをバージョン 19.03 にアップグレードしてください。
[解決策:]コネクタ バージョン 19.03 および 19.03.0.1 から 22.09 への移行がサポートされます。
- [エラー]:移行後に Horizon ポッドを追加するか、Horizon または Horizon Cloud 仮想アプリケーションのコレクションを同期しようとすると、次のエラーが表示されます:エンタープライズ サービス <connectorFQDN> (EIS) 応答: URL <https://FQDN/SAML/metadata/sp.xml> から証明書を取得できません。
[解決策:]Horizon Connection Server または Horizon Cloud テナントの基盤となる Horizon Server に、信頼されている認証局 (CA) によって署名された有効な証明書があることを確認します。Horizon Server に自己署名証明書がある場合は、仮想アプリケーション サービスがインストールされている Workspace ONE Access Connector インスタンスに証明書チェーンをアップロードして、コネクタと Horizon Server 間の信頼を確立する必要があります。これは、Workspace ONE Access Connector 21.08 以降の新しい要件です。コネクタ インストーラを使用して証明書をアップロードします。詳細については、VMware Workspace ONE Connector 22.09 のインストールを参照してください。証明書をアップロードしたら、コネクタ サービスを再起動してください。