VMware Workspace ONE Access 23.09 | 2023 年 11 月 2 日 | ビルド 22674549

VMware Workspace ONE Access Connector (Windows) 23.09 | 2023 年 11 月 2 日 | ビルド Workspace-ONE-Access-Connector-Installer-23.09.0.0.exe

VMware Workspace ONE Desktop 23.09 | 2023 年 11 月 2 日 | ビルド VMware-Workspace-ONE-Access-Desktop-23.09.00-22474769.exe

リリース ノートで、追加または更新された情報をご確認ください。

VMware Workspace ONE Access を使用すると、多要素認証、条件付きアクセス、シングル サインオンを使用して、SaaS、Web、ネイティブ モバイル アプリにユーザーがより迅速にアクセスできるようになります。

リリース ノートには、このバージョンの Workspace ONE Access の新機能、解決した問題、既知の問題が記載されています。

新機能

  • 再設計された [データベース接続のセットアップ] ページ

    Workspace ONE Access アプライアンスの [VA 構成] > [データベース接続のセットアップ] ページが再設計され、外部データベース プロパティの構成と管理が容易になりました。JDBC URL の各コンポーネントは現在、個別のフィールドで設定します。

  • グループの新しいディレクトリ同期のセーフガード

    このリリースでは、ディレクトリ同期のセーフガードが強化され、グループ同期の効率が向上しました。グループの削除およびグループの更新のためのセーフガードを設定できるようになりました。グループの更新とは、エンタープライズ ディレクトリから同期されるドメインなどのグループ属性を更新することを指します。

    注:

    新しい同期のセーフガードは、Workspace ONE Access Connector 23.09 でのみ使用できます。

  • ディレクトリ同期ログとアラートの改善

    ディレクトリ同期ログとアラートが改善され、管理者はユーザーとグループの同期を簡単に監視し、問題をトラブルシューティングできるようになりました。ディレクトリの [同期ログ] タブでは、同期の実行ごとに変更の概要を確認できます。[同期の詳細] ページには、監査イベントと各イベントの詳細が表示されます。同様に、アラートが [同期アラート] ウィンドウに表示されます。

    同期ログとアラート ページで、多数の監査イベントとアラートを処理できるようになりました。

  • 仮想アプリケーションのコレクションの Citrix キーワード フィルタリング オプション

    仮想アプリケーションのコレクション レベルでフィルタリングを有効にする [キーワード フィルタリング] オプションを追加することで、Citrix 同期操作のパフォーマンスが向上しました。

  • ユーザー インターフェイスの向上

    Workspace ONE Access コンソールの次のページが再設計され、管理者ユーザーのエクスペリエンスが向上しました:[ダッシュボード][ディレクトリ][ID プロバイダ][UEM 統合][新しいエンド ユーザー ポータル UI]、および [リモート アプリ アクセス]

    次のページが削除されました:[自動検出][利用条件]、および [コネクタ(レガシー)]

  • レガシー コネクタのサポートの削除

    Workspace ONE Access 23.09 では、レガシー コネクタ(バージョン 19.03.0.1 以前)はサポートされていません。[コネクタ(レガシー)] ページが Workspace ONE Access コンソールから削除されました。

    重要:

    Workspace ONE Access 仮想アプライアンスを 23.09 にアップグレードする前に、レガシー コネクタを 22.09.x(またはサポートされている以前のバージョンのエンタープライズ コネクタ)に移行する必要があります。詳細については、「インストールとアップグレード」を参照してください。

  • 継続的な改善

    23.09 リリースには、セキュリティの向上や製品のその他の修正も含まれています。

はじめに

互換性

VMware vCenter™ Server および VMware ESXi™ の互換性

Workspace ONE Access アプライアンスは、次のバージョンの vSphere と ESXi をサポートします。

  • 8.0、7.0、6.7、6.5

サポートされる Windows Server

Workspace ONE Access Connector 23.09 は、次のバージョンの Windows Server をサポートします。

  • Windows Server 2022

  • Windows Server 2019

  • Windows Server 2016

サポートされる Web ブラウザ

  • Mozilla Firefox (最新版)

  • Google Chrome (最新版)

  • Safari (最新版)

  • Microsoft Edge (最新版)

サポートされるデータベース

  • Microsoft SQL Server 2014、2016、2017、2019、2022

    重要:

    Microsoft SQL Server 2014 で TLS 1.2 をサポートするには、Microsoft SQL パッチを適用して更新する必要があります。

サポートされるディレクトリ サーバ

  • Active Directory - Windows Server 2022、Windows Server 2019、Windows Server 2016、および Windows Server 2012 R2。ドメイン機能レベルおよびフォレスト機能レベルは、Windows Server 2003 以降です。

    Workspace ONE Access は単一の Active Directory ドメイン、単一の Active Directory フォレスト内の複数のドメイン、または複数の Active Directory フォレスト内の複数のドメインをサポートします。

  • OpenLDAP - 2.4

  • Oracle LDAP - Directory Server Enterprise Edition 11g Release 1 (11.1.1.7.0)

  • IBM Tivoli Directory Server 6.3.1

コネクタの互換性

Workspace ONE Access Connector 23.09 は、Workspace ONE Access クラウド サービスおよび Workspace ONE Access 仮想アプライアンス バージョン 23.09 以降のバージョンと互換性があります。

仮想アプリケーションの互換性

Workspace ONE Access Connector 23.09 は、VMware Horizon、Horizon Cloud Service、Citrix、および ThinApp と仮想アプリケーション サービスとの統合をサポートします。 

Citrix の次のバージョンがサポートされます。Citrix Virtual Apps and Desktops 7 2203、Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1912 LTSR、XenApp and XenDesktop 7.15 LTSR、および XenApp and XenDesktop 7.6 LTSR。Citrix Gateway の次のバージョンがサポートされます:12.1-62.27、12.1-65.25、13.1-37.38。コネクタは Citrix StoreFront API をサポートしますが、Citrix Web Interface SDK はサポートしません。

サポートされる Horizon バージョンについては、VMware 製品の相互運用性マトリックス(英語)を参照してください。

互換性マトリックス

VMware 製品の相互運用性マトリックス(英語)には、VMware vCenter Server や Horizon 7 などの VMware 製品とコンポーネントの現在および過去のバージョンの互換性に関する詳細が記述されています。

システム要件については、Workspace ONE Access ドキュメント センターの Workspace ONE Access 23.09 インストール ガイドを参照してください。

インストールとアップグレード

VMware Workspace ONE Access 23.09 へのアップグレード (Photon Linux)

Workspace ONE Access 23.09 にアップグレードするには、Workspace ONE Access 仮想アプライアンスの現在のバージョンが 22.09.x である必要があります。22.09.x より前のバージョンは、まず 22.09.x にアップグレードして、22.09.x から 23.09 にアップグレードする必要があります。

また、レガシー コネクタ(バージョン 19.03.0.1 以前)は、Workspace ONE Access 仮想アプライアンス バージョン 23.09 と互換性がありません。Workspace ONE Access 仮想アプライアンスを 23.09 にアップグレードする前に、レガシー コネクタを 22.09.x(またはサポートされている以前のバージョンのエンタープライズ コネクタ)に移行します。仮想アプライアンスを 23.09 にアップグレードした後、コネクタを 23.09 にアップグレードします。

アップグレード中はすべてのサービスが停止しますので、アップグレードで予測されるダウンタイムを考慮してください。

重要:

Microsoft SQL Server 2014 で TLS 1.2 をサポートするには、Workspace ONE Access サービス アプライアンスをアップグレードする前に、Microsoft SQL パッチを適用して更新する必要があります。

詳細については、Workspace ONE Access ドキュメント センターの『Workspace ONE Access 23.09 へのアップグレード』ガイドを参照してください。

Workspace ONE Access Connector 23.09 へのアップグレード (Windows)

Workspace ONE Access Connector 23.09 へのアップグレードは、バージョン 22.09.1.0、22.09.0.0、22.05、21.08.0.1、および 21.08.0.0 からサポートされています。

詳細については、『Workspace ONE Access Connector 23.09 へのアップグレード』ガイドを参照してください。

レガシー コネクタの移行

Workspace ONE Access 23.09 では、レガシー コネクタ(バージョン 19.03.0.1 以前)はサポートされていません。[コネクタ(レガシー)] ページが Workspace ONE Access コンソールから削除されました。

Workspace ONE Access Connector バージョン 19.03.x から、バージョン 22.09 への移行パスを使用できます。このプロセスには、新しい 22.09 Connector のインストールと、既存のディレクトリと仮想アプリケーション コレクションの新しいコネクタへの移行が含まれます。移行は 1 回限りのプロセスであり、ディレクトリと仮想アプリケーションのコレクションを一緒に移行する必要があります。

移行が完了すると、Citrix 統合のための Integration Broker は必要なくなります。必要な機能は、Workspace ONE Access Connector の仮想アプリケーション サービ スコンポーネントの一部になりました。

詳細については、『Workspace ONE Access Connector 22.09 への移行』ガイドを参照してください。

レガシー コネクタをバージョン 22.09 に移行した後、バージョン 22.09 から 23.09 にアップグレードできます。

解決済みの問題

このリリースの解決済みの問題は次のとおりです。

  • HW-180874:Horizon 仮想アプリケーションのコレクションのデフォルトの起動クライアント設定が無視される

  • HW-170798:プロキシ経由の接続を使用している場合に、Horizon Enterprise 仮想アプリケーションのコレクションを同期できない

  • HW-174051:仮想アプリケーションのコレクションを更新すると、ネットワーク範囲がリセットされる

  • HW-172671:Citrix アプリケーションの起動が Firefox で失敗する

  • HW-171435:仮想アプリケーションのコレクションの最初のコネクタがダウンすると、Citrix アプリケーションの起動に失敗する

  • HW-170576:プロキシ経由の接続を使用している場合に、仮想アプリケーションのコレクションを同期できない

  • HW-174269:ドメイン名に「_」文字が含まれていると、Workspace ONE Access Connector 22.09.1 のインストールに失敗する

  • HW-181989:Horizon Server がダウンしているときに Horizon 仮想アプリケーションのコレクションを保存または同期すると、既存のメタデータが削除される

  • HW-178572:マルチサイトのデプロイで、Workspace ONE Access がセカンダリ サイトにフェイルオーバーされた後、セカンダリ サイトが Ehcache(デフォルト オプション)をキャッシュ タイプとして読み取り専用モードで使用している場合、コネクタの健全性チェックを含むログイン、起動、およびその他の操作が失敗することがあります。

  • HW-170576:プロキシが構成されている場合、仮想アプリケーション サービスは、Horizon Cloud Service シングルポッド ブローカのセットアップからメタデータを取得できない

既知の問題

  • Kerberos 認証が失敗する場合がある

    ディレクトリが次のように構成されている場合、Kerberos 認証は失敗します。

    • Active Directory で、sAMAccountName@domain は UserPrincipalName と同じでない。

    • UserPrincipalName が Workspace ONE Access の userName にマッピングされている。

    回避策:なし

  • セカンダリ データセンター クラスタ内のクローン作成されたノードが誤った FQDN を参照している

    セカンダリ データセンター クラスタ内のクローン作成されたノードが、誤ってプライマリ データセンターの最初のノードの FQDN を参照しています。

    回避策:セカンダリ データセンター クラスタのノードを作成したら、各ノードの opensearch.yml ファイルを編集し、cluster.initial_master_nodes プロパティをセカンダリ データセンター クラスタの最初のノードの FQDN に設定する必要があります。詳細については、「セカンダリ データセンターでのノードの OpenSearch の構成」を参照してください。

  • Windows Hub アプリケーションでの Citrix アプリケーションの起動に失敗する

    Citrix アプリケーションに条件付きアクセス ポリシーが設定されている場合、Windows Hub アプリケーションで Citrix アプリケーションを起動できません。

    回避策:代わりに Hub Web を使用してアプリケーションを起動します。

ドキュメント

利用可能な言語

VMware Workspace ONE Access は、次の言語で利用できます。

  • 英語

  • フランス語

  • ドイツ語

  • スペイン語

  • 日本語

  • 簡体字中国語

  • 韓国語

  • 繁体字中国語

  • ロシア語

  • イタリア語

  • ポルトガル語(ブラジル)

  • オランダ語

目的の言語でドキュメントを表示するには、ページの右上にある アイコンをクリックし、言語を選択します。

サポートの連絡先情報

VMware Identity Services 環境に関するサポートが必要な場合は、VMware のサポートにお問い合わせください。VMware Customer Connect アカウントを使用するか、電話を使用して、サポート リクエストをオンラインで VMware のサポートに送信できます。

Workspace ONE サポートへのお問い合わせ方法については、ナレッジベースの記事 VMware Workspace ONE サポートへのアクセス方法 (KB2151511)を参照してください。

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