セカンダリ データセンターをセットアップする前に、クラスタ全体で OpenSearch を複製するためにプライマリ データセンターを構成します。

OpenSearch は、Workspace ONE Access 仮想アプライアンスに組み込まれた検索および分析エンジンで、監査、レポート、およびディレクトリ同期ログに使用されます。

プライマリ データセンター クラスタのすべてのノードでこれらの変更を行います。

前提条件

プライマリ データセンターに Workspace ONE Accessクラスタがセットアップされています。

手順

  1. セカンダリ データセンター クラスタのロード バランサの FQDN を、プライマリ データセンター クラスタ内の各ノードの /usr/local/horizon/conf/runtime-config.properties ファイルに追加します。
    1. /usr/local/horizon/conf/runtime-config.properties ファイルを編集します。
      vi /usr/local/horizon/conf/runtime-config.properties
    2. 次の行をファイルに追加します。
      analytics.replication.peers=https://LB_FQDN_of_second_cluster
  2. すべてのノードで Workspace ONE Access サービスを再起動します。
    service horizon-workspace restart
  3. クラスタ内のすべてのノードに対して次のコマンドを実行して、クラスタが正しく設定されていることを確認します。

    curl 'http://localhost:9200/_cluster/health?pretty'

    OpenSearch の健全性を検証するコマンドは、次のような結果を返します。

    {
      "cluster_name" : "horizon",
      "status" : "green",
      "timed_out" : false,
      "number_of_nodes" : 3,
      "number_of_data_nodes" : 3,
      "discovered_master" : true,
      "active_primary_shards" : 90,
      "active_shards" : 180,
      "relocating_shards" : 0,
      "initializing_shards" : 0,
      "unassigned_shards" : 0,
      "delayed_unassigned_shards" : 0,
      "number_of_pending_tasks" : 0,
      "number_of_in_flight_fetch" : 0,
      "task_max_waiting_in_queue_millis" : 0,
      "active_shards_percent_as_number" : 100.0
    }

次のタスク

プライマリ データセンターのクラスタが正しく設定されていることを確認するには、コンソールの [監視] > [回復性] ページでダッシュボードを確認します。