プライマリ データセンターからエクスポートされた OVA ファイルを使用してセカンダリ データセンターにノードを作成したら、セカンダリ クラスタ内のすべてのノードの cluster.initial_master_nodes プロパティ値を手動で設定して、セカンダリ データセンター ノードの OpenSearch クラスタを形成する必要があります。

セカンダリ データセンター内の各ノードを、セカンダリ データセンターの最初のノードに入力したのと同じプロパティ値で構成します。

手順

  1. セカンダリ データセンターの最初のノードで、ファイルにアクセスして編集します。
    vi /opt/vmware/opensearch/config/opensearch.yml
  2. 次の行を編集して、cluster.initial_master_nodes プロパティ値をセカンダリ データセンターの最初のノードの FQDN として追加します。
    cluster.initial_master_nodes: firstnode.fqdn.from.secondary.site
  3. セカンダリ データセンター内の各ノードを同じプロパティ値で構成します。
  4. すべてのノードで OpenSearch サービスを再起動します。
    { {service opensearch restart } }
  5. OpenSearch クラスタリングがすべてのノードで正しく設定されていることを確認します。
    curl 'http://localhost:9200/_cluster/health?pretty'
    OpenSearch の健全性を検証するこのコマンドは、次のような結果を返します。
    { "cluster_name" : "horizon", 
    "status" : "green", 
    "timed_out" : false, 
    "number_of_nodes" : 3, 
    "number_of_data_nodes" : 3, 
    "discovered_master" : true, 
    "active_primary_shards" : 90, 
    "active_shards" : 180, 
    "relocating_shards" : 0, 
    "initializing_shards" : 0, 
    "unassigned_shards" : 0, 
    "delayed_unassigned_shards" : 0, 
    "number_of_pending_tasks" : 0, 
    "number_of_in_flight_fetch" : 0, 
    "task_max_waiting_in_queue_millis" : 0, 
    "active_shards_percent_as_number" : 100.0 
    }
    

次のタスク

OpenSearch レプリケーション用にセカンダリ データセンターのノードを構成します。