マルチデータセンターを展開している場合、ダウンタイムを最小限にして、Workspace ONE Access の次のバージョンにアップグレードできます。システムを停止することなくアップグレードするには、この推奨ワークフローを使用します。
これらの手順を実行するときには、フェイルオーバーと冗長化のためのセカンダリ データセンターへの Workspace ONE Access の展開の図を参照してください。
重要: マルチデータセンター環境のアップグレード中は、グローバル ロード バランサ (gateway.hostname) の URL を使用して
Workspace ONE Access アプライアンスにアクセスすることのみが可能です。
手順
- グローバル ロード バランサでルーティングを切り替えて、データセンター 2 ロード バランサに要求を送信します。
- データベースのレプリケーションを停止します。
- Workspace ONE Access-1 仮想アプライアンス、Workspace ONE Access-2 仮想アプライアンス、Workspace ONE Access-3 仮想アプライアンスの順番に更新します。
- グローバル ロード バランサでルーティングを切り替えて、データセンター 1 ロード バランサに要求を送信します。
- データセンター 1 ロード バランサを使用して機能をテストします。
- データベースのレプリケーションを開始します。
- Workspace ONE Access-4 仮想アプライアンス、Workspace ONE Access-5 仮想アプライアンス、Workspace ONE Access-6 仮想アプライアンスの順番に更新します。
- グローバル ロード バランサでルーティングを切り替えて、データセンター 2 ロード バランサに要求を送信します。
- データセンター 2 ロード バランサを使用して機能をテストします。
- グローバル ロード バランサでルーティングを切り替えて、データセンター 1 ロード バランサに要求を送信します。