Workspace ONE Access コンソールでパスワード キャッシュを有効にすると、Intelligent Hub アプリケーションまたはポータルから Horizon、Horizon Cloud、Citrix の仮想アプリケーションを実行しているユーザーにシングル サインオン機能を提供できます。ユーザーのパスワードがキャッシュされると、同じログイン セッションで仮想アプリケーションを実行している限り、パスワードを再度入力する必要はありません。
パスワード キャッシュ オプションが有効になっている場合、ユーザーのパスワードは、構成された認証方法に基づいて、初めてログインするとき、または仮想アプリケーションを初めて実行するときにキャッシュされます。
- ユーザーがパスワード認証を使用して Intelligent Hub アプリケーションまたはポータルにログインすると、ログイン時にパスワードがキャッシュされます。
- 証明書やサードパーティ ID プロバイダなどのパスワード以外の認証方法を使用して Intelligent Hub アプリケーションまたはポータルにログインした場合、ユーザーは、最初に Horizon、Horizon Cloud、または Citrix アプリケーションを起動したときにパスワードの入力を求められます。その後、パスワードがキャッシュされます。
注: True SSO が構成されている Horizon または Horizon Cloud 統合の場合、ユーザーはパスワードの入力を求められません。
パスワード キャッシュ オプションは、2020 年 6 月の Workspace ONE Access Cloud 2006 リリースで次のデフォルト設定で導入されています。
- このオプションは、True SSO を使用しない Horizon、True SSO を使用しない Horizon Cloud、または Citrix 統合が構成されている既存の Workspace ONE Access テナントでオンになります。
- このオプションは、その他のすべての既存のテナントおよび新しいテナントに対してオフになります。
重要: Horizon および Horizon Cloud 統合の場合、シングル サインオンを提供するためにパスワード キャッシュではなく True SSO を設定することをお勧めします。
手順
- Workspace ONE Access コンソールで、 の順に選択します。
- [パスワードのキャッシュ] セクションで、環境設定に基づいて [有効化] チェック ボックスをオンまたはオフにします。