コネクタのインストール後に Workspace ONE Access Connector サーバのホスト名を変更する場合は、新しいホスト名を使用するように、コネクタにインストールされているディレクトリ同期サービス、ユーザー認証サービス、Kerberos 認証サービス、および仮想アプリケーション サービスも更新する必要があります。
手順
- Workspace ONE Access Connector サーバにログインします。
- サーバにインストールされている各エンタープライズ サービス(ディレクトリ同期サービス、ユーザー認証サービス、Kerberos 認証サービス、または仮想アプリケーション サービス)について、INSTALL_DIR\Workspace ONE Access\enterpriseService\conf\hostname.properties ファイルを編集し、ホスト名を更新します。
次の形式を使用します。
{"hostName":"hostname"}
myhost.example.com
のように、 hostname を完全修飾ドメイン名として指定します。 - (Kerberos 認証サービスのみ)Kerberos 認証サービスの hostname.properties ファイルでホスト名を更新したら、application.properties ファイルでも更新します。
- INSTALL_DIR\Workspace ONE Access\Kerberos Auth Service\conf\application.properties ファイルを開いて編集します。
-
eks.hostname
値を新しいホスト名に更新します。ホスト名を完全修飾ドメイン名として指定します。http または https プリフィックスは使用しません。たとえば、myhost.example.com
となります。
- Workspace ONE Access によって生成された自己署名証明書を Kerberos 認証サービスに使用している場合は、createCertificate.bat スクリプトを使用して証明書を再生成します。
コマンド ウィンドウで、次のコマンドを実行します。
INSTALL_DIR\support\scripts\createCertificate.bat -force -install -host "hostname"
hostname には、完全修飾ドメイン名 (FQDN) としてコネクタの新しいホスト名を指定します。 - エンタープライズ サービスを再起動します。
エンタープライズ サービスが起動し、新しいホスト名を使用して Workspace ONE Access サービスに登録されます。
- Workspace ONE Access サービス コンソールで、新しいホスト名を認証方法およびディレクトリに関連付けます。
- Workspace ONE Access サービスにログインします。
- [統合] > [コネクタ] ページに移動します。
- 新しいコネクタ ホスト名がコネクタ リストに表示されていることを確認します。
- [統合] > [コネクタ認証方法] ページに移動します。
- 古いホスト名に関連付けられている認証方法を選択し、[編集] をクリックします。
- ウィザードの [ディレクトリとホスト] ページの [サービス ホストを選択] で、新しいホスト名を選択し、古いホスト名の選択を解除します。
- [次へ] をクリックして変更を保存します。
- 古いホスト名に関連付けられている認証方法ごとに、手順 d. ~ f. を繰り返します。
- [統合] > [ディレクトリ] ページに移動します。
- ホスト名を変更したディレクトリ同期サービスに関連付けられているディレクトリごとに、次の変更を行います。
- ディレクトリをクリックします。
- [同期設定] をクリックします。
- [同期サービス] タブをクリックします。
- [同期サービス] リストに新しいホスト名を追加し、古いホスト名をリストから削除します。
- [保存] をクリックします。
- [リソース] > [仮想アプリケーションのコレクション] ページに移動します。
- 仮想アプリケーションのコレクションごとに次の変更を行います。
- 仮想アプリケーションのコレクションを選択し、[編集] をクリックします。
- 編集ウィザードの [コネクタ] ページで、新しいホスト名を [コネクタ] リストに追加し、古いホスト名を削除します。
- 変更を保存します。
- [統合] > [コネクタ] ページに移動して、古いホスト名を持つコネクタ エントリを選択し、[管理] をクリックして、すべてのサービスを削除します。