VMware Identity Manager の VMware ThinApp 管理機能を有効にして、ユーザーがカタログから ThinApp パッケージにアクセスできるようにするには、ネットワーク共有を作成し、ThinApp パッケージをそのネットワーク共有フォルダに格納する必要があります。
VMware Identity Manager は、ThinApp パッケージに関して必要なメタデータをネットワーク ファイル共有から取得します。
前提条件
- ThinApp パッケージが VMware Identity Manager の要件を満たしていることを確認します。
- ThinApp パッケージ用に VMware Identity Manager の要件を満たすネットワーク ファイル共有を IT 環境内に作成するのに必要な、アクセスと権限を持っていることを確認します。
手順
- ThinApp パッケージ用に VMware Identity Manager の要件を満たすネットワーク共有を作成します。
- ネットワーク共有で、ThinApp パッケージごとにネットワーク共有サブフォルダを作成します。
通常、サブフォルダには ThinApp アプリケーションと一致する名前を付けるか、フォルダ内のアプリケーションを特定できる名前を付けます。たとえば、server というホスト上のネットワーク共有が appshare で、アプリケーションが abceditor の場合、ThinApp パッケージのサブフォルダは \\server\appshare\abceditor です。
注:
VMware Identity Manager を使用してThinApp パッケージを配布するためにネットワーク共有サブフォルダを作成する場合は、その名前に ASCII 以外の文字を使用しないでください。ASCII 以外の文字はサポートされていません。
- ThinApp パッケージごとに、そのファイル(EXE および DAT ファイル)を、そのパッケージの仮想アプリケーションに対応する名前が付いているサブフォルダにコピーします。
ファイルをコピーした後、以下のような、サブフォルダとファイルのセットが設定されます。
- \\server\appshare\abceditor\abceditor.exe
- \\server\appshare\abceditor\abceditor.dat
次のタスク
VMware Identity Manager から ThinApp パッケージへのアクセスを構成します。