VMware Identity Manager コンソールのタスクは、タブで編成されています。

管理者権限がある場合。Workspace ONE ポータル ページから VMware Identity Manger コンソールにログインできます。コンソールに直接ログインする場合、VMware Identity Manager の管理ユーザーは次の URL を入力できます:<example.com>/SAAS/login/0ユーザー名とパスワードの画面が表示されます。

タブ 説明
ダッシュボード

ユーザー エンゲージメント ダッシュボードは、ユーザー アクティビティと使用済みリソースの監視に使用できます。ダッシュボードには、ログインしたユーザー、使用されているアプリケーションとその頻度に関する情報が表示されます。

オンプレミス展開の場合、[システム診断] ダッシュボードには、環境に導入されているサービスの健全性の詳細な概要など、サービスに関する情報が表示されます。

ユーザーとグループのアクティビティ、リソースとデバイスの使用、およびユーザー別の監査イベントを追跡するためのレポートを作成できます。

ユーザーとグループ [ユーザーとグループ] タブでは、Active Directory または LDAP ディレクトリからインポートしたユーザーとグループを管理および監視したり、ローカル ユーザーとグループを作成したり、リソースの使用資格をユーザーとグループに付与したりすることができます。ローカル ユーザー用のパスワード ポリシーを構成できます。
カタログ [カタログ] は、ユーザーに使用資格を付与できるすべてのリソースのリポジトリです。[カタログ] タブでは、Web アプリケーションを追加し、既存のリソースを管理できます。[仮想アプリケーションのコレクション] ページでは、Horizon、Citrix、Horizon Cloud、および ThinApp デスクトップとアプリケーションの統合を管理できます。新しいアプリケーションを作成し、アプリケーションをカテゴリにグループ化し、各リソースに関する情報にアクセスできます。[カタログ設定] ページでは、SAML 証明書のダウンロード、リソース構成の管理、およびユーザー ポータルの見栄えのカスタマイズを実行できます。
ID とアクセス管理

[ID とアクセス管理] タブでは、コネクタ サービスのセットアップ、Workspace ONE UEM との統合の構成、認証方法のセットアップ、ログイン ページおよび VMware Identity Manager コンソールへのカスタム ブランディングの適用を実行できます。ディレクトリ設定、ID プロバイダ、およびアクセス ポリシーを管理できます。サードパーティの ID プロバイダも構成できます。

ロール ロール タブでは、管理者ロールを管理できます。ユーザーを 3 つの事前定義済み管理者ロールに管理者として割り当てることができます。また、VMware Identity Manager コンソールの特定のサービスへの制限された権限を付与するカスタム管理者ロールを作成することもできます。

アプライアンス設定

オンプレミス展開の場合、[アプライアンス設定] タブが表示されます。アプライアンスの SSL 証明書の構成、サービスの管理者およびシステムのパスワードの変更、その他のインフラストラクチャ機能の管理など、アプライアンスの構成を管理できます。また、ライセンス設定を更新し、SMTP 設定を構成できます。

VMware Identity Manager コンソールのアクセスに使用できるサポートされる Web ブラウザ

VMware Identity Manager コンソールは、テナントの管理に使用する Web ベースのアプリケーションです。VMware Identity Manager コンソールには、Mozilla Firefox、Google Chrome、Safari、Microsoft Edge、Internet Explorer 11 の最新バージョンからアクセスできます。

注: Internet Explorer 11 で VMware Identity Manager を通じた認証を行うには、JavaScript を有効にして Cookie を許可する必要があります。

エンド ユーザーのための Workspace ONE

エンド ユーザーは自分の Workspace ONE ポータルから、使用資格を付与されたリソースにアクセスできます。Workspace ONE は、ユーザーがブラウザでアクセスし、資格を付与されたリソースへのアクセスに使用するデフォルトのインターフェイスです。

Workspace ONE UEM が VMware Identity Manager と統合されている場合、エンド ユーザーは使用資格が付与されたすべてのアプリケーションを確認できます。社内開発またはアプリケーション ストアで公開しているネイティブ アプリケーションを、Workspace ONE ポータルからエンド ユーザーに提供できます。