VMware Identity Manager の計画移行またはディザスタ リカバリのリカバリ プランを実行した後、フェイルバックを実行して、リカバリ前のサイトを復元できます。

サイト A からサイト B への計画移行またはディザスタ リカバリを実行するには、リカバリと再保護という 2 つの手順を実行します。リカバリの結果として、RTO(目標復旧時間)のダウンタイムが発生します。サイト A からサイト B へのリカバリ後は、再保護の操作を実行するまで、リカバリされた仮想マシンは保護のない状態でサイト B で実行されます。

再保護は VMware Identity Manager サービスと並行して実行されます。そのため、再保護の操作中にエンド ユーザーにはそれ以上のダウンタイムは発生しません。

前提条件

  • 計画移行またはディザスタ リカバリの一環として復旧を実行していること。
  • 元の保護サイト (サイト A) は実行中であること。
  • 復旧後は再保護を実行していないこと。
  • ディザスタ リカバリを実行した場合、元の保護サイトにあるホストとデータストアが再び動作しているときに、計画移行を実行する必要があります。

手順

  • フェイルバックの実行については、『Site Recovery Manager の管理』の指示に従ってください。
    たとえば、 Site Recovery Manager 8.2 の場合は、『 Site Recovery Manager の管理 8.2』を参照してください。