VMware Identity Manager アプライアンスのインストール時に、デフォルトの SSL 証明書が自動的にインストールされます。実装環境に関する一般的なテストにこの自己署名証明書を使用できます。VMware では、本番環境でパブリック認証局 (CA) によって署名された SSL 証明書を取得してインストールすることを強くお勧めします。

CA は、証明書とその作成者の身元を保証する信頼された機関です。証明書が信頼できる CA によって署名されていれば、ユーザーは証明書の検証を要求するメッセージを受け取ることはなくなります。

[アプライアンス設定] > [構成の管理] > [SSL 証明書のインストール] > [サーバ証明書] ページで、署名された CA 証明書をインストールできます。

VMware Identity Manager を自己署名の SSL 証明書を使用して展開する場合は、VMware Identity Manager サービスにアクセスするすべてのクライアントがルート CA 証明書を信頼できる CA として使用できるようにする必要があります。この場合のクライアントには、エンド ユーザーのマシン、ロード バランサ、プロキシなどが含まれます。ルート CA は、[SSL 証明書のインストール] > [サーバ証明書] ページからダウンロードできます。