Site Recovery Manager でリカバリ プランを作成するときに、[recovery.powerOnDelay] 設定を調整します。

Site Recovery Manager[recovery.powerOnDelay] 設定を調整することで、VMware Identity Manager ディザスタ リカバリ エクスペリエンスを向上させることができます。 Site Recovery Manager が仮想マシンを復旧した後、パワーオン後の手順を実行し、依存関係のある仮想マシンを起動するために一定の時間が必要です。[120] 秒の遅延時間を追加すると、プロセスに必要な時間を仮想マシンに提供できます。

Site Recovery Manager でリカバリ プランを作成するときに、この特定の構成を実行します。次の手順は 8.2 を対象としていますが、他のバージョンにも該当する可能性があります。「 Site Recovery Manager の管理」を参照してください。

手順

  1. vSphere Client または vSphere Web Client で、[Site Recovery] > [Site Recovery を開く] の順にクリックします。
  2. [Site Recovery] ホーム タブで、サイト ペアを選択し、[詳細の表示]をクリックします。
  3. 左側のペインで、[構成] > [詳細設定] > [リカバリ] の順にクリックします。
  4. サイトを選択し、[編集] をクリックします。
  5. [recovery.powerOnDelay] テキスト ボックスに「[120]」と入力します。
  6. [OK] をクリックします。