アプライアンスの読み取り専用アクセスを構成するには、セカンダリ データセンターの VMware Identity Manager アプライアンスの runtime-config.properties ファイルを編集する必要があります。また、SQL Server Always On などのテクノロジを使用していない場合は、セカンダリ データセンター ノードの JDBC URL を変更します。

セカンダリ データセンターの各 VMware Identity Manager アプライアンスでこれらの変更を行います。

手順

  1. ssh クライアントを使用して、VMware Identity Manager アプライアンスに root ユーザーとしてログインします。
  2. /usr/local/horizon/conf/runtime-config.properties ファイルを開きます。
  3. 次の行を追加して、VMware Identity Manager アプライアンスの読み取り専用アクセスを構成します。
    read.only.service=true
  4. また、次の行をファイルに追加します。
    cache.service.type=ehcache
    注: read.only.service=true を設定する場合は cache.service.type=ehcache が必要。 cache.service.type=rds の場合、デフォルトは read.only.service=false
  5. ファイルを保存します。
  6. SQL Server Always On などのテクノロジを使用していない場合は、セカンダリ データセンター ノードの JDBC URL を変更します。
    詳細については、 外部データベース使用のための VMware Identity Manager の構成を参照してください。
  7. アプライアンス上の Tomcat サーバを再起動します。
    service horizon-workspace restart