Workspace ONE Accessサービスに Citrix の展開環境を統合するには、次のコンポーネントが必要です。

  • Workspace ONE Access のクラウド サービス テナントまたはオンプレミスのインスタンス。
  • オンプレミスで展開された仮想アプリケーション サービスの 1 つ以上のインスタンス。仮想アプリケーション サービスは、Workspace ONE Access Connector 21.08 以降のコンポーネントです。コネクタは、VMware Customer Connect の Workspace ONE Access 製品ページからダウンロードできます。

    Citrix 仮想アプリケーションのコレクションごとに最大 5 つのコネクタ インスタンスがサポートされます。

    仮想アプリケーション サービスをインストールする場合は、『VMware Workspace ONE Access Connector のインストール』ガイドに記載されている Citrix 統合の要件と前提条件に従ってください。次のような要件があります。

    • 仮想アプリケーション サービス サーバがディレクトリ ドメインに参加している必要があります。
    • 仮想アプリケーション サービスを実行するために使用するドメイン ユーザー アカウントを指定する必要があります。このドメイン ユーザーは、Citrix PSSnapin をロードできる Citrix サーバの読み取り専用管理者である必要もあります。
    • Citrix Studio を仮想アプリケーション サービス サーバにインストールする必要があります。Citrix Studio には、Citrix と Workspace ONE Access 間の統合に必要な Citrix PowerShell SDK が含まれています。Citrix Studio バージョンが Citrix 展開バージョンと互換性がある必要があります。
  • オンプレミスでの Citrix の展開環境。

オンプレミスのコンポーネントを展開する場合は、以下の要件を満たしていることを確認してください。

  • 仮想アプリケーション サービスのすべてのインスタンスが Citrix サーバ ファームと通信できる必要があります。
  • 仮想アプリケーション サービスのすべてのインスタンスが Citrix StoreFront と通信できる必要があります。

Workspace ONE Accessサービスとオンプレミスのコンポーネント間のすべての通信はコネクタを経由します。コネクタとサービスは、インストール時に自動的にセットアップされた通信チャネルを介して通信します。

注: Workspace ONE Access とそのコンポーネントの最新バージョンを使用することをお勧めします。