ディレクトリ同期の高可用性を構成するには、ディレクトリを複数のディレクトリ同期サービス インスタンスに関連付けてフェイルオーバーの順序で並べ替えます。Workspace ONE Access サービスは、リストの最初のディレクトリ同期サービスを使用して、ディレクトリのユーザーとグループを同期します。最初のディレクトリ同期サービスが使用できない場合は、リスト内の次のディレクトリ同期サービスを使用します(以降同様)。
ディレクトリごとに独自のディレクトリ同期サービス インスタンスのリストがあります。
ベスト プラクティスとして、同じディレクトリ同期サービス インスタンスが同時に複数のディレクトリを同期しないよう、環境をセットアップします。次の方法を使用できます。
- 異なったディレクトリには異なったディレクトリ同期サービス インスタンスのセットを使用します。
- 同じフェイルオーバーの順序で同じディレクトリ同期サービス インスタンスのセットを使用する場合は、ディレクトリごとに異なった時間の同期をスケジュール設定します。
- 複数のディレクトリに対して同じディレクトリ同期サービス インスタンスのセットを使用する場合は、同期が同じインスタンスにフォールバックしないよう、ディレクトリごとに異なったフェイルオーバーの順序を設定します。
前提条件
- 追加のディレクトリ同期サービス インスタンスをインストールして構成していること。詳細については、『Workspace ONE Access Connector のインストール』を参照してください。
手順
結果
ディレクトリ同期サービス インスタンスのリストが保存され、次回以降の同期から適用されます。
[ディレクトリ] ページの [同期ログ] タブで、各同期の実行でどのディレクトリ同期サービス インスタンスが使用されたかを表示できます。