従業員が Workspace ONE® Intelligent Hub を使用して、Hub サービス コンソールから企業のリソース、チーム、およびワークフローにアクセス、検出、および接続する方法を設計および設定します。Web ブラウザで Workspace ONE Intelligent Hub アプリケーションまたは Hub ポータルを使用して、これらのリソースにアクセスします。

Workspace ONE Access コンソールの [統合] > [Hub の構成] ページから Hub サービス コンソールに移動します。

図 1. Workspace ONE Access からの Hub サービスの起動
Workspace ONE Access から Hub サービス コンソールに移動する方法

この表は、クラウドおよびオンプレミス展開で利用可能な機能を示しています。

表 1. Workspace ONE Access クラウドおよびオンプレミス展開の Hub 機能
Hub 機能 クラウド展開の可用性 オンプレミス展開の可用性
ロール ベースのアクセス制御 (RBAC) はい はい
Hub カタログ はい はい
通知 はい はい
People Search はい はい
従業員のセルフサービスによるサポート はい はい
[カスタム] タブ はい はい
ブランディング はい はい
テンプレート はい はい
新しい採用案内 はい いいえ

Hub サービスのドキュメントには、VMware Workspace ONE ドキュメント ページからアクセスできます。

Workspace ONE Hub サービスでのロール ベースのアクセス制御

Hub サービスは、ロール ベースのアクセス制御 (RBAC) を使用して、Hub サービス コンソールでサービスにアクセスできるユーザーと、管理者がコンソールで表示および変更できる設定を管理します。

Hub サービス コンソールの [管理者役割] ページで、事前定義された 5 つの管理者アクセス ロールを構成できます。

  • スーパー管理者。スーパー管理者ロールでは、Hub サービス コンソールのすべての機能にアクセスして管理できます。ロールを割り当てて管理できるのは、スーパー管理者のみです。
  • 監査員。監査員ロールには、Hub サービス コンソールのすべてのページを表示するための読み取り専用権限があります。
  • 通知管理者。通知管理者ロールでは、通知の作成と送信、[通知リスト] タブでの通知リストの管理、[グローバル設定] タブの編集を行うことができます。
  • 通知作成者。通知作成者ロールでは、[通知リスト] タブから通知を作成および送信できます。通知作成者には、[通知リスト] と [グローバル設定] タブを表示するための読み取り専用権限があります。
  • 通知監査者。通知監査者ロールには、[通知] ページの [通知リスト] タブと [グローバル設定] タブを表示するための読み取り専用権限があります。

『Hub サービス ガイド』のWorkspace ONE Hub サービスでの管理者ロールの管理を参照してください。

Hub カタログ

Hub カタログは、Workspace ONE Access サービスで使用される Hub サービスのコンポーネントであり、ユーザーが Web アプリケーションや仮想アプリケーションにアクセスするための単一の宛先を提供します。

カタログ ページのレイアウトを調整することで、ユーザーが Workspace ONE Intelligent Hub アプリケーションおよび Hub ポータルからアプリケーションを検索することが容易になります。[アプリケーション] タブには、[新しいアプリ]、[推奨]、および [カテゴリ] セクションが表示されます。[アプリケーション] タブのビューをカスタマイズして、プロモーションやお気に入りなどのセクションを表示できます。アプリケーションの評価機能を有効にすると、ユーザーがサムアップとサムダウンのアイコンをクリックして、アプリケーションを評価できます。

『Hub サービス ガイド』のHub サービスでの Hub カタログの設定を参照してください。

通知

Hub サービスの通知サービスは、リアルタイムの通知を生成し、従業員に提供するために設計されたクラウドホスティング サービスです。Hub サービスでは、組織内の選択されたグループに送信するための情報と実行可能なカスタム通知を作成できます。

この機能を有効にして、毎週の新しいアプリケーション通知をすべての従業員に送信できます。

ユーザーは、Workspace ONE Intelligent Hub のアプリケーションおよび Hub Web ポータルの [お知らせ] タブで、お知らせを受信して表示できます。アクションを実行するか、通知を破棄して、[履歴] セクションに移動することができます。

プッシュ通知が有効になっている場合、ユーザーは通知を受信するために Workspace ONE Intelligent Hub アプリケーションにアクセスする必要はありません。

オンプレミスの Workspace ONE Intelligent Hub 環境で Hub サービス通知サービスのプッシュ通知機能を使用するには、Hub サービス コンソールの [通知] タブで、Workspace ONE Intelligent Hub をクラウド通知サービスに登録します。

『Hub サービス ガイド』の「Workspace ONE Hub サービスでの Hub 通知サービスの使用」を参照してください。

人員

Hub サービスの People サービスを使用すると、ユーザーは、Workspace ONE Intelligent Hub アプリケーションまたは Hub ポータルの [ユーザー] タブから同僚を検索したり、ユーザーの詳細および組織図を表示したりできます。

Workspace ONE Intelligent Hub で People サービスを使用するには、Workspace ONE Access コンソールの [統合] > [People Search] ページで People Search 機能を有効にします。次に、People Search 結果に表示するユーザー プロファイル属性を選択します。属性は、対応する Active Directory 属性にマッピングされます。Workspace ONE Access ディレクトリは、Active Directory と同期するときにこの情報を使用して更新されます。

Workspace ONE Access でユーザーを設定するには、Workspace ONE Access での People Search の設定を参照してください。

従業員のセルフサービスによるサポート

Hub サービスの [従業員セルフサービス] ページでは、Workspace ONE Intelligent Hub アプリケーションで利用できるセルフサービス サポートのタイプをカスタマイズできます。

セルフサービス サポート タブへ役立つリンクを追加して、基本的なデバイス管理タスクの実行、問題の調査、および問題の解決方法について、ユーザーに対して支援および教育を行うことができます。

『Hub サービス ガイド』の「Hub サービスでの Intelligent Hub Employee Self-Service の構成」を参照してください。

Workspace ONE Intelligent Hub の表示をカスタマイズして、カスタム タブを追加する

ブランディング デザインをカスタマイズして、Workspace ONE Intelligent Hub アプリケーションおよび Hub ポータルで会社のロゴと会社の色を表示することができます。

デバイスおよび Web ポータルの Workspace ONE Intelligent Hub アプリケーション ビューにカスタム タブを追加できます。カスタム タブを構成して、共有したい会社のリソースにユーザーを送信することができます。

『Hub サービス ガイド』の「Hub サービスからの Intelligent Hub レイアウトのカスタマイズ」を参照してください。

注: [Workspace ONE Access コンソールのブランディング] ページからログイン画面をカスタマイズします。 Workspace ONE Access ブランディングのカスタマイズを参照してください。

テンプレート

さまざまな機能と設定を持つ Hub テンプレートを作成して、Workspace ONE Intelligent Hub での厳選されたエクスペリエンスを実現できます。テンプレートを使用すると、ユーザー グループへの Hub サービス機能の割り当てを制御できます。

Workspace ONE Intelligent Hub アプリケーションの Hub サービス設定の初期構成は、グローバル レベルの設定です。ユーザーのニーズを満たすように、グローバル Hub サービス設定を構成します。ユーザーがグローバル構成とは異なる Workspace ONE Intelligent Hub 機能へのアクセスを必要とする場合は、テンプレートを作成します。『Hub サービス ガイド』の「Hub テンプレートを使用して、ユーザーのさまざまな Workspace ONE Intelligent Hub エクスペリエンスを設定する」を参照してください。