バッチ インポート機能
ユーザーとユーザー グループをバッチ作成したり、ディレクトリ サービスから Workspace ONE UEM にバッチ インポートしたりできます。
バッチ インポートするには、コンマ区切り値形式のテンプレートを使用して貴社データを入力し、入力後のテンプレートをアップロードします。
注:ダウンロード可能なテンプレート ファイルは、Workspace ONE UEM Console から提供され、必要なバッチ インポートのタイプに固有であり、各タイプ内に用意されます。下のリンクから選択すると、該当するダウンロードを利用するために必要な Workspace ONE UEM Console 内の特定のナビゲーション パスが表示されます。
外部 LDAP および AD ユーザー ディレクトリ内の変更
ユーザーとユーザー グループのバッチ リストをアップロードした後は、貴社の外部 LDAP/AD ユーザー ディレクトリにおける変更内容は、Workspace ONE UEM に反映されません。これらの変更は、手動で更新するか、新しいバッチとしてアップロードする必要があります。
ユーザーおよびデバイスをバッチ インポートする
複数のユーザーとデバイスを Console にバッチ インポートできます。バッチ ジョブの状態を確認するには、[アカウント] > [ユーザー] > [バッチの状態] に移動することもできます。
[バッチの状態] 画面には、要求したすべてのバッチ インポート ジョブのリスト(ジョブの状態を含む)が表示されます。
ユーザーまたはデバイスのバッチ インポートを開始するには、次の手順を実行します。
- アカウント > ユーザー > バッチの状態 または デバイス > ライフサイクル > 加入状態 > 追加 と進み、バッチ インポート を選択します。
- バッチ名 や バッチの説明 などの基本情報を入力します。
- 該当するバッチ タイプを バッチ タイプ ドロップダウン メニューから選択します。
- 実行するバッチ インポート処理の種類に最も適したテンプレートを選択し、ダウンロードします。以下から選択します。
- 拒否リスト デバイス – IMEI、シリアル番号、または UDID を使用して、既知の非順守デバイスのリストをインポートします。拒否リスト デバイスを加入させることはできません。拒否リスト デバイスを加入させようとすると、自動的にブロックされます。
- 許可リスト デバイス – IMEI、シリアル番号、または UDID を使用して、承認済みデバイスをインポートします。既知の信頼済みデバイスのリストをインポートするには、このテンプレートを使用します。デバイスに関連付けられている所有形態とグループ ID は、加入時に自動適用されます。
- [ユーザーまたはデバイス (あるいはその両方)] - CSV テンプレートの種類として、[シンプル] または [高度] を選択します。「シンプル」 テンプレートには、使用頻度の高いカラムだけがあります。「高度」 テンプレートには、すべてのカラムがあります。
- 組織グループの変更 – ユーザーを別の組織グループに移動します。
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CSV ファイルを開きます。ユーザーが加入組織グループに属しているかどうかを確認します。
この CSV ファイルには [ユーザーを追加/編集] 画面に表示されるフィールドに対応するカラムがあります。CSV テンプレートを開く時は、テンプレートの各列にサンプル データが存在することに注意してください。サンプル データにより、必要なデータの種類とそのデータに必要な形式がわかります。サンプル データで提示される形式を使用してください。
注:CSV ファイル(コンマ区切り値)は、拡張子が「TXT」から「CSV」に変更された単なるテキスト ファイルです。表形式データ(テキストと数字)を書式なしテキストで格納します。ファイルの各行は、データ レコードです。各レコードは、カンマで区切られた 1 つまたは複数のフィールドで構成されます。任意のテキスト エディタで開いて編集できます。また、Microsoft Excel で開いて編集することもできます。
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グループと設定 > すべての設定 > デバイスとユーザー > 全般 > 加入 と進み、グループ化 タブを選択します。
ディレクトリベースの加入の場合、各ユーザーの セキュリティ タイプ を ディレクトリ に設定します。
結果:グループ ID 割り当てモード で 既定 が選択されている場合、ユーザーは加入組織グループに属しています。
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ユーザーのデータを入力します。デバイス情報がある場合は、デバイス情報も入力し、ファイルを保存します。
- 「バッチ インポート」 画面に戻り、ファイルを選択 を選択し、データを入力した CSV ファイルを探してアップロードします。
- [保存] を選択します。
ユーザー グループをバッチ インポートする
時間を節約するため、複数の LDAP (Lightweight Directory Access Protocol)/AD (Active Directory) ユーザー グループを Workspace ONE UEM コンソールにバッチ インポートできます。利用できるテンプレートを完成させて、アップロードすることで、個々のユーザーの場合と同じ方法でユーザー グループをバッチ インポートできます。
- [アカウント] > [ユーザー グループ] > [リスト表示] の順に進み、[追加] をクリックします。
- バッチインポート を選択します。
- Workspace ONE UEM コンソールで、バッチ名 やバッチの説明 などの基本情報を入力します。
- バッチ ファイル (.csv) の下で ファイルを選択 ボタンを選択して、作成済みの CSV ファイルを指定してアップロードします。
- または、このバッチ タイプ用のテンプレートをダウンロードする のリンクをクリックして CSV (コンマ区切り値) 形式ファイルを保存し、新しいインポート ファイルの準備に利用します。
- CSV ファイルを開きます。このファイルには、ユーザー グループを追加 画面に表示される各フィールドに対応するカラムがあります。アスタリスクのついた項目は必須です。データを入力する必要があります。ファイルを保存します。
- CSV ファイル テンプレートの最後のカラムの見出しは、「GroupID/Manage(Edit and Delete)/Manage(Users and Enrollment)/UG assignment/Admin Inheritance」 となっています。このカラムの見出しは、ユーザー グループの編集 画面の 権限 タブの設定に対応しており、そのロジックに準拠します。詳細については、ユーザー グループ の「ユーザーグループ権限の編集」というタイトルのセクションを参照してください。
- インポート を選択します。
- バッチ インポートが正常に完了しなかった場合は、アカウント > バッチの状態 と進み、エラーを閲覧してトラブルシューティングを行います。特定のバッチ インポート エラーを表示するには、エラー リンクをクリックします。
ベーシック ユーザーをバッチ インポートで編集する
バッチ インポート機能を用いて、ユーザーを、ユーザー単位ではなくグループ単位で編集し移動させることもできます。この手順を実行するには、ユーザーが Workspace ONE UEM に存在している必要があります。CSV ファイル内の次のカラム値を編集し、バッチ インポート機能を利用してこのファイルをアップロードします。
バッチ インポート処理の一部としてアップロードする CSV ファイルの特定の列を変更することで、一度に 1 つではなく、グループ単位でユーザーの編集および移動を行えます。このような列の操作は、基本的なユーザー認証と、認証プロキシの 2 種類のユーザー認証にのみ適用されます。
- パスワード (ベーシックのみ)
- 名
- ミドルネーム
- 姓
- メール アドレス
- 電話番号
- 携帯電話番号
- 部門
- Eメール ユーザー名
- Eメール パスワード
- 承認された組織グループ (対応するグループ ID とその下位のみ)
- 加入ユーザー カテゴリ (ユーザーからアクセス可能なカテゴリを設定してください。そうでない場合、0 に設定されます)
- 加入ユーザー ロール (ユーザーからアクセス可能な役割を設定してください。そうでない場合、組織グループの既定役割が設定されます)
このようなベーシック ユーザー編集は、ベーシック ユーザー認証 と 認証プロキシ にのみ適用されます。これらの認証タイプとその他の認証タイプの詳細については、ユーザー認証タイプ を参照してください。
バッチ インポートを使用してユーザーを組織グループ間で移動する
バッチ インポートは、異なる組織グループに複数のユーザーを移動する場合に使用されます。
- [アカウント] > [ユーザー] > [バッチの状態] または [デバイス] > [ライフサイクル] > [加入状態] > [追加] と進み、[バッチ インポート] を選択します。
- [バッチ インポート] 画面から、Workspace ONE UEM コンソールでバッチ名、バッチの説明を含む基本情報を入力します。
- バッチ タイプ テンプレートの表示 というタイトルの画面の上部にある青いリンクを選択し、下にスクロールして、[組織グループの変更例を含むテンプレートのダウンロード] を選択します。
- サンプル テンプレート CSV ファイルを PC 上の場所に保存します。
- 保存した CSV ファイルを MS Excel またはメモ帳で開き、ユーザーの既存の組織グループの該当するグループ ID、移動するユーザー名、ユーザーの新しい組織グループのターゲット グループ ID を入力します。サンプル コンテンツを自分の環境のデータに置き換える場合は、サンプルと同じ形式と構文を保持してください。受け入れ可能な形式から外れると、インポートが失敗します。
- すべてのカスタマイズを含む変更された CSV ファイルを保存します。これは、ユーザーを移動するために Workspace ONE UEM が使用する一連の手順です。
- バッチ インポート画面に戻り、ファイルを選択 をクリックし、保存した CSV ファイルをアップロードして 開く をクリックします。
- [保存] を選択します。