QR コードによる加入方法では、加入構成ウィザード、または Web Toolkit Online など任意の QR コード ジェネレータを使用して生成された QR コードをスキャンすることで、ワーク管理対象デバイス モードおよび企業所有の個人利用 (COPE) モードを設定および構成します。
UEM console を使用して QR コードを作成するには、加入構成ウィザード([デバイス] > [ライフサイクル] > [代理セットアップ] > [リスト表示] > [加入設定])を参照してください。
重要:この加入フローは、管理対象の Google Play ユーザーおよび管理対象 Google ドメイン ユーザーが使用可能です。この加入フローは、Android 7.0 以降のデバイスでサポートされています。
工場出荷状態にリセットされたデバイス、または新品のデバイスで電源をオンにします。セットアップ ウィザードで、ウェルカム画面を 6 回タップするよう求められます。画面上の同じ場所をタップする必要があります。
Android 8.0 以降のデバイスの場合、QR コード リーダーをダウンロードするには、手順 2 に進みます。
Android 9.0 以降のデバイスの場合、6 回タップした後、カメラが自動的に開きます。
Wi-Fi に接続すると、セットアップ ウィザードにより QR コード リーダーが自動的にダウンロードされます。完了すると、QR コード リーダー アプリが自動的に起動します。Android 8.0 および 9.0 デバイスでは、モバイル接続を使用できます。Android 10 以降では、Wi-Fi が必要です。
QR コードをスキャンします。Android 9.0 以降のデバイスの場合、カメラの QR コード オプションを使用して、スキャンします。Web Toolkit Online などの任意のオンライン QR コード ジェネレータを使用できます。
一意の QR コードを作成するには、QR コード テキスト形式 フィールドに次のコードを入力します。
{"android.app.extra.PROVISIONING_DEVICE_ADMIN_COMPONENT_NAME":
"com.airwatch.androidagent/com.airwatch.agent.DeviceAdministratorReceiver","android.app.extra.PROVISIONING_DEVICE_ADMIN_SIGNATURE_CHECKSUM":
"6kyqxDOjgS30jvQuzh4uvHPk-0bmAD-1QU7vtW7i_o8=\n","android.app.extra.PROVISIONING_DEVICE_ADMIN_PACKAGE_DOWNLOAD_LOCATION":"https://getwsone.com/mobileenrollment/airwatchagent.apk",
"android.app.extra.PROVISIONING_SKIP_ENCRYPTION": false,"android.app.extra.PROVISIONING_WIFI_SSID": "Your_SSID","android.app.extra.PROVISIONING_WIFI_PASSWORD": "Password",
"android.app.extra.PROVISIONING_ADMIN_EXTRAS_BUNDLE":
{"serverurl": "Server URL",
"gid": "Group ID",
"un":"Username",
"pw":"Password"}
}
セットアップ ウィザードによって Workspace ONE Intelligent Hub が自動的にダウンロードされ、生成された QR コードで指定されているとおりにサーバ URL、グループ ID、ユーザー名、およびパスワードが自動的に構成されます。
注:構成にサーバ、グループ ID、ユーザー名、およびパスワードがすべて含まれる場合、追加の加入プロンプトは Hub によってすべてスキップされます
QR コードで以前に構成されていないユーザー資格情報を入力します。
加入に成功した場合は、デバイスに マイ デバイス ページが表示されます。すべてのプロファイルおよびアプリケーションが自動的にデバイスへプッシュされ始めます。
Workspace ONE UEM コンソールに、ユーザー デバイス上の Android のステータスが報告されます。詳細表示 ページを確認して、デバイスが Work 管理対象モードで正常に加入していることを確認できます。
Android 7.0 以降のデバイスでスキャンする QR コードを作成して、デバイスを素早く代理セットアップできます。ウィザードは、代理セットアップの構成処理を簡素化します。
Workspace ONE UEM console で、デバイス] > [ライフサイクル] > [代理セットアップ] > [リスト表示] > [加入設定] > [Android] > [QR コード の順に進みます。
Wi-Fi 切り替えを有効にして、加入前にデバイスを Wi-Fi に接続します。次のオプションが表示されます。
設定 | 説明 |
---|---|
SSID | サービスセット識別子 (SSID)、より一般には Wi-Fi ネットワークの名前を入力します。 |
パスワード | 入力した SSID Wi-Fi パスワードを入力します。 |
次へ を選択します。
代理セットアップ中にデバイスにプッシュする Workspace ONE Intelligent Hub を選択します。デフォルトでは、[最新の Workspace ONE Intelligent Hub を使用] が選択されています。
追加された Workspace ONE Intelligent Hub がない場合、[外部 URL にホスト] を選択し、[URL] テキスト ボックスに、外部でホストされる Workspace ONE Intelligent Hub パッケージを指し示すアドレスを入力します。
次へ を選択します。
[加入の詳細] 設定を設定します。トークン ベース認証を使用するには、両方のオプションを無効のままにします。
設定 | 説明 |
---|---|
組織グループ | QR コード代理セットアップ パッケージが使用する組織グループを有効にし、選択します。 |
ユーザー名 | ログイン資格情報を構成します。Workspace ONE UEM アカウントのユーザー名を入力します。 |
パスワード | 対応するパスワードを入力します。 |
システム アプリ | Work 管理対象デバイスのみに適用されます。有効化 によって、重要でないシステム アプリケーションをワーク管理対象デバイスにインストールしたままにしておくことができます。無効化 を選択すると、そのようなアプリケーションが削除されます。 |
AOSP/閉じられたネットワークの加入を強制 | このフィールドが有効になっている場合、Android EMM 登録中に設定した、ワーク管理対象デバイスの加入タイプに関係なく、GMS デバイスと非 GMS デバイスを同じ組織グループに加入させることができます。- GMS を使用するようにフラグが設定されていて、Android EMM 登録ページで UEM console が AOSP に設定されている場合、デバイスは UEM console のフラグを使用し、Google アカウントなしで加入します。 |
GMS を使用するようにフラグが設定されていて、UEM console がユーザーベース アカウントまたはデバイスベース アカウントに設定されている場合、Intelligent Hub は GMS 加入フローを試みます。デバイスが非 GMS の場合、加入は失敗します。 |
次へ を選択します。
[概要] ページでは、PDF の [ファイルをダウンロード] が可能です。PDF を閲覧 を選択すると、QR コード フォーマット の選択内容のプレビューを表示できます。