Workspace ONE UEM を使用した Android OS アップグレードの管理

組織には、管理対象 Android デバイスの OS 更新を開始するための、いくつかの方法があります。これらの方法の一部は OEM 固有です。

  • 製品プロビジョニングを使用して、Android 10 以降の Work 管理対象 Android デバイスに OS アップグレードをプッシュする
  • Samsung デバイスの OS アップグレードを管理するには、Samsung KNOX E-FOTA ONE を使用します。

また、デバイスの製造元またはキャリアによって利用可能になった新しい Android システム更新プログラムの自動インストールを管理するポリシーを設定することもできます。このポリシーの詳細については、「 Android プロファイルを構成する方法 」を参照してください

製品プロビジョニングを使用した OS のアップグレード

OS アップグレード ファイルアクションを使用して、Android Work 管理対象デバイスをリモートからローカル zip ファイルでアップグレードします。

この OS アップグレード タスクは、Android 10.0 以降を実行している Work 管理対象デバイスにのみ適用されます。Zebra デバイスで OS アップグレードを行う場合は、「Create an OS Upgrade for Zebra Devices, Android 8.0+」を参照してください。

手順

  1. OS アップデート zip ファイル/パッケージを OEM から取得します
  2. [デバイス] > [プロビジョニング] > [コンポーネント] > [ファイル/アクション] にある [ファイル/アクション] に移動して、zip ファイルをアップロードします。インストール マニフェストには、アップロードした zip ファイルが選択されている OS アップグレード アクションが含まれている必要があります
  3. zip ファイルは、Hub の内部ストレージ ディレクトリにダウンロードする必要があります。ファイルのダウンロード場所でワイルドカード $osupdate$ を使用します。これにより、OEM に関係なく正しいファイル パスが検索されます。
  4. 例: $osupdate$/update.zip
  5. ファイル/アクションをプロダクト マニフェストに追加します。割り当て条件や展開条件など、その他の条件を構成します。
  6. Hub が zip をダウンロードし、OS アップグレード API を呼び出します
  7. デバイスが再起動してリカバリ モードになり、アップデートがインストールされます(または、A/B アップデートの場合は、準備が整うと単にデバイスが再起動して新しいバージョンになります)
  8. Hub がアップデート後の検証を実行して、新しいビルドがインストールされたことを確認します
  9. Hub が、console に報告されるビルド番号のカスタム属性も更新します

結果

検証に成功すると、プロダクトが完了/順守状態になり、デバイスのビルド番号のカスタム属性が新しいバージョンに更新されます。

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