移行のための直感的なエンド ユーザー エクスペリエンスを提供するために、このページでは移行を成功させるための方法を説明します。これらの手順を完了しないと、移行に失敗するか、ユーザーが必要とするすべてのアプリにアクセスできなくなる可能性があります。
デバイスは、移行の対象である必要があります。例:Knox コンテナが有効になっている Samsung デバイスを移行することはできません。
[デバイス詳細] > [カスタム属性] と進んで移行の対象かどうかを確認し、sure migration.eligible
属性に値 True
を設定してください。
移行の実施前に、移行するすべてのデバイスに対してスマート グループを作成する必要があります。すべてのデバイスを展開する前に、テスト用に少数のデバイスに限定した個別グループをいくつか作成することができます。
Workspace ONE UEM Console は、スマート グループを作成してすべてのデバイスを Android (Legacy) から Android Work プロファイルの展開に移行するのに役立つシームレスなプロセスを提供します。
新しく作成するスマート グループの適用対象かつ管理元となる適切な **組織グループ (OG)** を選択します。OG の選択はオプションです。
グループと設定 > グループ > 割り当てグループ と進み、スマート グループを追加 を選択します。
スマート グループの 名前 を入力します。
スマート グループ タイプを構成します:
Android(レガシー)として展開されるデバイスを 1 つ以上、移行対象として選択する必要があります。選択しなかった場合、移行の設定中にエラーが発生します。
[保存] を選択します。
Android Enterprise プロファイルは、デバイス管理者または Android (Legacy) プロファイルとは別のものです。Android Enterprise 用のプロファイルを作成し直す必要があります。これらのプロファイルは、Android Enterprise 登録が完了した後の構成用に使用可能です。
UEM console 9.4.0 未満では、Android Enterprise プロファイルは、[デバイス] > [プロファイルとリソース] > [プロファイル] > [追加] > [プロファイルを追加] > [Android] > [Android for Work] の下にあります。
UEM console 9.4.0 以降では、Android Enterprise プロファイルは、[デバイス] > [プロファイルとリソース] > [プロファイル] > [追加] > [プロファイルを追加] > [Android] の下にあります。
注:Wi-Fi プロファイルが Android (Legacy) 展開用に構成されていた場合は、移行を作成するには、移行用に選択したデバイスに Android Wi-Fi プロファイルを作成して割り当てる必要があります。
Android デバイス プロファイルを作成することで、デバイスの適切な使用と、機密データの保護、ワークプレースの機能性を確保することができます。プロファイルの用途は多岐にわたり、社内のルールと手続きを強制的に適用することから、Android デバイスをその使用形態に合わせて調整することまで、さまざまに利用できます。
アプリケーションが Workspace ONE UEM console に追加されたら、デバイス管理者 (Android (Legacy)) および Android Enterprise 加入デバイスに配布できます。パブリック アプリケーションが Android Enterprise 登録の前に UEM console に追加されている場合、このガイドの「アプリケーション管理」セクションを利用して設定を構成すると、既存のアプリケーション割り当てが中断されることはありません。
Android Enterprise では、社内アプリケーションを Work プロファイル管理モードで管理することはできません。Work プロファイルに移行されたデバイスで社内アプリケーションを使用できるようにするには、移行の前に、管理対象の Google コンソールにプライベート アプリケーションとしてアプリケーションをアップロードする必要があります。
Workspace ONE UEM を使用すると、Google Play ストアから一般に利用可能なモバイル アプリケーションの展開とメンテナンスを管理できます。シームレスな移行が確実に実行されるように、組織に対してすべてのパブリック アプリが承認されていることを確認してください。
注:Work 管理対象デバイスに移行する場合は、移行の前に Play ストアの制限ポリシーを確認してください。移行の前に Play ストアがブロックされた場合、デバイスは AOSP Work 管理対象デバイスとして扱われ、パブリック アプリ管理はサポートされません。Work 管理対象に移行した後に Play ストアからアプリを展開する場合は、Work 管理対象に移行する前に、レガシー加入済みデバイスで Play ストアがブロックされていないことを確認してください。
Android (Legacy) 移行および Android Enterprise 登録を行う前にパブリック アプリが UEM console に追加されている場合、このタスクにより、移行後にすべてのアプリがインポートされるようにできます。
この手順では、管理対象の Google Play でアプリが承認されていることを UEM console が認識していることを確認するだけです。これで、移行が完了した後に、このアプリを Android Enterprise 加入に割り当てることができるようになりました。
https://play.google.com/work に移動(Android Enterprise の構成に使用した Gmail アカウントと同じ Gmail アカウントでログイン)し、アプリを検索し、組織に対して承認します。
UEM console で、[アプリとブック] > [ネイティブ] > [パブリック] > [アプリケーションを追加] > [Android] > [Google Play からインポート] の順に進みます。
承認済みアプリの一覧が表示されたら、[インポート] を選択します。
移行後にアプリ キャッシュが消去されるので、ユーザーは資格情報を再入力する必要があります。
Android のネットワーク要件は、エンタープライズ管理 API の現在および過去のバージョンの既知のエンドポイントのリストです。Workspace ONE、Google Play ストア、および Android デバイス間の接続をネットワーク設定で確認します。
前提条件を確認したら、目的のデバイス モードで移行を始める準備ができています。