デバイスの制限を構成して、エンド ユーザーがアクセスできるアプリケーション、ハードウェア、および機能を制御できます。これらの制限を使用して、生産性を向上し、エンド ユーザーとデバイスを保護できます。Workspace ONE UEM は、ネイティブ iOS の制限事項と、App Store へのアクセスを制御する社内で開発された制限をサポートしています。App Store を非表示にするには、UEM console[ホーム画面で App Store アイコンを許可] 制限事項を構成します。この制限事項を適用した場合、App Store が無効化され、App Store アイコンがホーム画面から削除されます。エンドユーザーは、MDM を使用することにより、引き続きアプリケーションをインストールまたは更新できます。この場合、アプリケーションの制御はすべて管理者が行います。

[ホーム画面で App Store アイコンを許可] 制限事項は、iOS の監視デバイスでのみ使用可能です。一般的に、監視対象デバイスを使用すると、所有するデバイスをよりきめ細かく制御し、制限を設定できます。

App Store で入手可能なパブリック アプリにデバイス ユーザーがアクセスすることを制限または許可するよう、App Store を制御します。

手順

  1. [デバイス] > [プロファイルとリソース] > [プロファイル] > [追加] の順に進みます。
  2. [Apple iOS] を選択します。
  3. プロファイルの [全般] 設定を構成します。
  4. リストから [制限事項] ペイロードを選択します。1 つの制限事項ペイロードに対して、複数の制限事項を選択することもできます。
    表 1. App Store の制限方法の説明
    制限事項 構成 説明
    [ホーム画面で App Store を許可]

    最新のテクノロジを活用し、いくつものシステムを通してアプリをプッシュできるので、iOS 9 以降のデバイスに最適なオプションです。

    無効化 デバイスへの Apple App Store のインストールを制限し、デバイス ユーザーが App Store から無料パブリック アプリをインストールできないようにします。

    代わりに Workspace ONE UEM、iTunes または Apple Configurator を使用して無料パブリック アプリをプッシュすることができます。

    有効化 Apple App Store をデバイスに許可し、デバイス ユーザーは任意の無料パブリック アプリを App Store からインストールできます。
    [パブリック アプリのインストールを許可]

    多くの iOS バージョンで利用できるオプションですが、企業アプリ以外のインストールを制限するシステムを選択する機能がありません。

    無効化 デバイスユーザーの Apple App Store の使用を制限します。
    有効化 Apple App Store をデバイスに許可し、デバイス ユーザーは任意の無料パブリック アプリを App Store からインストールできます。
  5. [保存して公開] を選択し、プロファイルをデバイスにプッシュします。