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モバイル アプリケーション管理

Workspace ONE UEM は、Mobile Application Management™ (MAM) 機能を提供することで、モバイル アプリケーションの管理とデバイスへの展開、遵守ポリシーを使用したアプリケーションのセキュリティ確保をサポートします。Mobile Application Management ソリューションは、エンドユーザーのモバイル デバイスにある選択したアプリケーションを制御する管理コンソールです。

Mobile Application Management ソリューションには、一般に、ビルド時にモバイル アプリケーションに統合できるランタイム ライブラリが含まれています。このライブラリは、Software Development Kit (SDK) などによって、パッケージ化されている場合があります。ソリューションの範囲に含まれるすべてのアプリケーションにこのライブラリを統合する必要はありません。Mobile Application Management (MAM) では、最初の手順として、加入(オンボーディングとも呼ばれます)を行う必要があります。加入とは、エンタープライズの管理コンソールとの接続を確立することです。ソリューションに応じて、デバイスと管理コンソールの間、またはアプリケーションと管理コンソールの間、あるいはその両方の間で接続が確立されます。

一般的な加入メカニズムには、次のものがあります。

  • デバイスの製造時または梱包時にモバイル デバイスがエンタープライズに割り当てられる、事前加入(Out of Box とも呼ばれます)。
  • オペレーティング システムの一部であるユーザー インターフェイスに加入資格情報を入力する。
  • 専用の Mobile Application Management ソリューション エンドポイント アプリケーション(エージェントまたはデバイス管理者とも呼ばれます)に加入資格情報を入力する。
  • Mobile Application Management ソリューションの SDK が統合されている企業アプリケーションに加入資格情報を入力する。このアプリケーションは、E メール クライアントなどである場合があります。
  • 別のメカニズムを使用してすでに加入しているデバイス上のアプリケーションに委任して、加入を進める。

Workspace ONE UEM によりサポートされるアプリケーションのタイプとプラットフォーム

Workspace ONE UEM では、さまざまなアプリ タイプおよび展開シナリオをデバイスでサポートしています。Workspace ONE UEM は、アプリケーションを、ネイティブ(内部、パブリック、購入済み)および Web アプリケーションに分類します。このセクションでは、Workspace ONE UEM を使用して展開できるアプリのタイプと、アプリケーション タイプごとに Workspace ONE UEM でサポートされているさまざまなプラットフォームまたはオペレーティング システムについて説明します。

次の表では、対応するアプリケーション タイプおよびプラットフォームについて説明しています。

アプリ タイプ 対応プラットフォーム
業種別テンプレート
サポートされているアプリ タイプ
Apple iOS v7.0 以降 (順守ポリシーに関する制限があります)
内部 Android v4.0+
Apple iOS v7.0+
Apple macOS v10.9+
Apple tvOS v10.2+
Windows デスクトップ
:Apple iOS または macOS アプリケーションに同梱されている補助ファイルの名前にスペースが含まれていないことを確認してください。スペースが含まれていると、アプリをコンソールにロードするときに問題が発生することがあります。
パブリック (無料と有料) Android v4.0+
Apple iOS v7.0+
Chrome OS
Windows デスクトップ
:Workspace ONE UEM とビジネス向け Microsoft ストアを統合することで、Windows 10 以降を搭載するデバイスの無料のパブリック アプリを管理することができます。
購入済み、カスタム アプリ Apple iOS v7.0 以降
購入済み、VPP Apple iOS v7.0+
Apple macOS v10.9+
Web リンク Android v4.0+
Apple iOS v7.0+
Apple macOS v10.9+
Windows デスクトップ

さまざまなタイプのアプリケーション - 内部/パブリック/購入済み/Web

展開のタイプとモードに応じて、Workspace ONE UEM はアプリケーションを内部、パブリック、購入済み、および Web アプリとして分類します。内部アプリは、社内で開発されたアプリで、Workspace ONE UEM console に直接アップロードすることも、外部アプリ リポジトリからインポートすることもできます。パブリック アプリは、App Store、Play ストア、Windows ストアなどの各プラットフォーム向けのアプリ ストアで入手できます。購入済みアプリは、VPP (Volume Purchase Program) アプリおよびカスタム B2B アプリに分類されます。VPP では、一般に利用可能な iOS アプリケーションを企業および教育機関が購入できます。それに対して、カスタム B2B アプリは、企業デバイスに大量配布するために開発されたサードパーティ製 iOS アプリケーションです。Web アプリを使用すると、エンド ユーザーは、デバイスのメニューにあるアイコンから URL に直接アクセスできます。

プラットフォーム/タイプ 内部 パブリック Web 購入済み
iOS X X X X
Android X X X
macOS X X X
Windows デスクトップ X X X

キー/値ペア形式の管理アプリの構成 (AppConfig)

AppConfig は、アプリ開発を標準化して、構成、セキュリティ、接続を容易にするための取り組みです。この標準を活用することで、組織は、キー/値ペア形式または Workspace ONE などの EMM プロバイダからの XML 形式の管理アプリ構成 (AppConfig) を、アプリに直接プッシュできます。開発者は、この機能を活用するために、アプリケーションを適切にプログラミングする必要があります。アプリケーションを Workspace ONE UEM にアップロードするときに、サポートされているペアを入力できます。また、それらをアプリケーションにコーディングすることができます。現在、アプリケーション構成は Android と iOS で利用できます。キー/値ペアの展開およびコード化を行うには、アプリでサポートされるペアを把握しておく必要があります。

アプリケーションでサポートされる構成は、アプリケーション ベンダーが設定します。アプリケーション構成については、ベンダーに問い合わせること、または他のサイトにアクセスすることができます。

  • サポートされるアプリケーション構成を見つけるには、アプリケーション ベンダーにお問い合わせください。
  • 次のリソースでアプリケーション構成に関する情報を確認してください。

Workspace ONE UEM ナレッジベースには、アプリを開発するときのアプリケーション構成の取り扱いに関する記事が掲載されています。詳細については、Workspace ONE Managed App Configuration for Multiple PlatformsWorkspace ONE UEM Managed App Configuration を参照してください。

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