Smartfolio は、組織が企業コンテンツを簡単に管理および共有するのに役立つ、堅牢で安全なアプリです。一般的な事業部門のユース ケースに対して、カスタマイズされたコンテンツ公開およびコンプライアンス エクスペリエンスを提供します。

現在、Smartfolio は iOS デバイスでのみ利用できます。

機能

  • 重要なファイルをリモートで管理および編成し、エンドユーザーに配信。
  • エンドユーザーにドキュメントへのオフライン アクセスを提供。
  • 関連性に基づいてドキュメントに優先順位を付ける。
  • ドキュメント指向の規制要件を満たすために、ドキュメント レベルでセキュリティを管理。
  • 組織の順守ポリシーの一部として、自動または手動ダウンロードのためにドキュメントを構成し、閲覧レシートを収集。
  • Workspace ONE UEM アプリ スイートの一部として構成する際に既定の SDK 設定を使用。
注: Workspace ONE Smartfolio アプリは、クラッシュ レポート、ログデータ、およびさまざまな分析目的で必要なその他の情報などのデータを収集します。このデータは、VMware が製品の機能を向上させるのに役立ちます。収集されたデータの VMware での取り扱いについては、 https://www.vmware.com/help/privacy.htmlを参照してください。

Smartfolio と Content の比較マトリックス

Smartfolio でサポートされている機能を、Workspace ONE Content でサポートされている機能と比較して、マトリックスに示します。ユース ケースにより適したアプリケーションを決定する際に、このマトリックスをお役立てください。
Workspace ONE Content Workspace ONE Smartfolio
アプリ プラットフォームのサポート iOS、Android、および Windows 10 をサポートします iOS のみをサポートします
リポジトリのサポート すべてのリポジトリ タイプをサポートします(OneDrive、SharePoint、NFS) UEM 管理コンテンツ リポジトリのみをサポートします
ファイル管理 ドキュメントを作成、表示、および編集できます ドキュメントの表示のみを行えます

PDF でのみコメントをサポートします

アプリ サイズ 約 200 MB のインストール サイズ インストール サイズが 100 MB 未満の軽量アプリ
アプリの目的 コンテンツの集約と従業員の生産性ワークフローを強化します 管理者のコンテンツ公開エクスペリエンスを向上させます
ユーザー エクスペリエンス より高度な機能を備えた、シンプルで理解しやすいユーザー インターフェイス。

ユーザーは、ドキュメントの作成、表示、編集、およびその他の多数のアクションを行えます。

基本的な機能を備えた、シンプルで理解しやすいユーザー インターフェイス。ユーザーは、ドキュメントの表示およびコメント追加(PDF のみ)だけを行えます。

Workspace ONE Smartfolio 展開

Workspace UEM Mobile Application Management 機能を使用して、Smartfolio を管理対象アプリケーションとして簡単に展開します。Smartfolio アプリケーションをエンドユーザー デバイスに展開するには、Workspace ONE UEM console でいくつかの手順を完了する必要があります。展開後、エンドユーザーは加入済みデバイスにアプリをダウンロードできます。

VMware Workspace ONE Intelligent Hub を介して加入されたエンドユーザーのデバイスは、デフォルトで MDM 管理対象になります。これらのデバイスは、スマート グループの管理対象外モードを有効にすることで、MDM 管理なしで加入させることもできます。Smartfolio アプリへのアクセスは、管理対象モードまたは管理対象外モードのいずれかで加入されているデバイスで行えます。

パブリック アプリケーションの展開の詳細については、『Workspace ONE UEM Mobile Application Management』ドキュメントを参照してください。

デバイスの管理対象外モードの有効化については、『Workspace ONE Hub Services』ドキュメントの「Enable Unmanaged Enrollment for iOS Devices」を参照してください。

Smartfolio を Workspace ONE UEM Console に追加する

SDK プロファイルを Smartfolio アプリに適用するには、まず Smartfolio アプリをパブリック アプリケーションとして Workspace ONE UEM console に追加する必要があります。適用された SDK プロファイルによって追加機能がアプリに提供されます。
  1. [リソース] > [アプリ] > [ネイティブ] > [リスト表示] の順に進みます。
  2. [パブリック] を選択し、[アプリケーションを追加] を選択します。
  3. 表示されるテキスト ボックスを構成し、[[次へ]] をクリックします。
    設定 説明
    管理元 アプリがアップロードされる組織グループを選択します。
    プラットフォーム 適切なプラットフォームを選択します。現在、iOS デバイスのみがサポートされています。
    ソース アプリ名または URL を使用して、App Store でアプリケーションを検索します。
    名前 「Workspace ONE Smartfolio」と入力します。
  4. [検索] 結果画面で Smartfolio アプリを見つけて選択します。
  5. [[詳細]] タブの自動入力項目を確認します。
  6. [利用規約] を指定します。これは、ユーザーが App Catalog から初めてアプリにアクセスしたときに表示されます。
  7. [SDK] タブを選択し、Smartfolio アプリケーションに SDK プロファイルを割り当てます。
  8. [保存して割り当て] を選択します。

Smartfolio に割り当てを追加する

Smartfolio アプリをエンドユーザーに展開するために、単一の割り当てグループまたは複数の割り当てグループを追加できます。

Smartfolio をパブリック アプリケーションとして Workspace ONE UEM console にアップロードする必要があります。
  1. [リソース] > [アプリ] > [ネイティブ] > [リスト表示] の順に進みます。
  2. Smartfolio アプリケーションの [インストール状態] 列にある [割り当て] リンクを選択します。または、編集アイコンを選択して、[保存して割り当て] を選択 ます。
  3. [割り当て] ページで、[割り当てを追加] を選択し、オプションを入力します。
    1. [配布] タブで、次の情報を入力します。
      設定 説明
      名前 割り当て名を入力します。
      説明 割り当ての説明を入力します。

      割り当てグループ

      アプリケーションの割り当て先となるスマートグループ名を入力します。

      スマート グループ名を入力すると、オプションが表示され、リストから該当するスマート グループを選択できます。

      必要に応じて、さらに割り当てグループを追加できます。

      アプリ配信方法
      • [オンデマンド] – コンテンツをカタログまたは他の展開エージェントに展開します。デバイス ユーザーは、コンテンツをインストールする条件およびそのタイミングを決定できます。

        組織にとってそれほど重要ではないコンテンツにこのオプションの選択をお勧めします。これは、ユーザーの希望時にアプリをダウンロードすることができるので、帯域幅の節約と不必要なトラフィックの制限につながります。

      • [自動] - デバイス加入処理時に、デバイス上にあるカタログなどの展開 Hub にコンテンツが展開されます。デバイス加入処理が完了した後、デバイス ユーザーは、デバイス上のコンテンツをインストールするよう促されます。

        組織とそのモバイル ユーザーにとって最も重要なコンテンツには、このオプションの選択をお勧めします。

    2. [制限] タブで、次の情報を入力します。
      設定 説明
      加入解除時に削除 デバイスを Workspace ONE UEM から加入解除するとき、デバイスからアプリを削除するように設定します。Workspace ONE UEM では、この設定はデフォルトで有効になっています。

      この設定を有効にすると、監視対象デバイスでサイレント アプリのインストールが制限されます。これは、デバイスがロックされており、プロビジョニング プロファイルのインストールがコマンド キューに格納されているためです。このため、デバイスのロックを解除してインストールを完了する必要があります。

      この設定を無効にする場合、プロビジョニング プロファイルはインストールされているアプリケーションと一緒にプッシュされません。つまり、プロビジョニング プロファイルが更新された場合、新しいプロビジョニング プロファイルは自動的にデバイスに展開されません。このような場合は、新しいプロビジョニング プロファイルとともにアプリケーションの新しいバージョンが必要です。

      アプリのバックアップを防ぐ アプリ データの iCloud へのバックアップを無効にします。ただし、アプリケーションを iCloud にバックアップすることは可能です。
      ユーザーがインストールしたアプリを MDM 管理対象にする

      ユーザーにより既にデバイスにインストール済みのアプリ (監視対象アプリと非監視対象アプリの両方) を管理できるようにします。

      この機能を有効にした場合、デバイスにインストールされているアプリ バージョンをユーザーが削除する必要がなくなります。デバイスに AirWatch Catalog バージョンをインストールしなくても、Workspace ONE UEM がアプリケーションを管理します。

    3. [Tunnel とその他の属性] タブで、次の情報を入力します。
      設定 説明
      アプリベース VPN プロファイル アプリケーションに使用する VPN プロファイルを選択します。ユーザーは VPN を使用してアプリにアクセスするので、アプリへのアクセスと使用に関して信頼性とセキュリティを確保できます。
      その他の属性 アプリ属性は、使用するアプリケーションのデバイス固有の詳細情報を提供します。たとえば、個別の組織に関連付けられているドメインのリストを設定する場合に使用します。
    4. [アプリケーション構成] タブで、次の情報を入力します。
      設定 説明
      XML をアップロード アプリの構成のために、アプリケーションでサポートされているキー値のペアを含む XML ファイルをアップロードできます。
  4. [作成] を選択します。
  5. [割り当ての追加] を選択して、公開する割り当てをさらに追加します。
  6. アプリの割り当ての優先度を設定して、柔軟な展開設定を構成します。
    設定 説明
    優先度 ドロップダウン メニューから値を選択して、割り当ての優先順位を設定します。

    デバイスは、割り当てグループに設定されている優先順位に基づいて、割り当てグループからアプリケーションを受信します。1 つの割り当ての優先順位を調整すると、他の割り当ての優先順位が自動的に変更されます。

    コピー その他のオプション メニューから [コピー] を選択し、選択した割り当てを複製します。
    削除 その他のオプション メニューから [削除] を選択し、選択した割り当てを削除します。

    割り当ての追加の詳細については、『Workspace ONE UEM Mobile Application Management』ドキュメントの「アプリケーションに割り当てと除外を追加する」を参照してください。

Smartfolio へのコンテンツ割り当て

UEM 管理リポジトリは、エンドユーザー デバイスの Smartfolio アプリに割り当てたいファイルを保存できる場所です。

ファイルを保存するには、まず Workspace ONE UEM console で UEM 管理コンテンツ用のカテゴリ構造を構成する必要があります。構成された構造に基づいて、Smartfolio アプリ内でファイルが体系化されて表示されます。

注: 1 つのカテゴリにサブカテゴリまたはファイルを割り当てることができます。サブカテゴリのあるカテゴリを公開されたコンテンツに割り当てることはできません。

また、コンテンツの重要性に基づいてファイルの優先順位を付けることもできます。それらのファイルは関連性の順に Smartfolio アプリに表示されます。

UEM 管理カテゴリ構造の構成とコンテンツの追加の詳細については、UEM 管理コンテンツのカテゴリ構造を構成するおよびUEM 管理リポジトリにコンテンツをアップロードするを参照してください。

Smartfolio での確認応答

Smartfolio ユーザーは、必須コンテンツとして割り当てたドキュメントを確認できるようになりました。確認した内容は、Workspace ONE UEM console の [コンテンツリスト表示] と [デバイス詳細] 画面で確認できます。

[コンテンツ リスト表示] ページの [インストール状態] 列にある [ビュー] を選択すると、ポップアップ ボックスが開き、コンテンツを表示して確認したユーザーの正確な数が表示されます。

次のリストでは、サポート対象ドキュメントの確認応答機能について説明します。
  • ユーザーがドキュメントを開くと、[確認済み] ボタンが無効と表示され、デフォルトの遅延時間(5 秒)が経過すると有効になります。UEM console のカスタム SDK 設定として AcknowledgementTimeInterval 値を適用することで、デフォルト値を 0~600 秒の範囲に変更できます。
  • ユーザーは、すでに確認されているドキュメントの確認を求められることはありません。
  • 新しいバージョンを「必須」としてマークしている場合、ユーザーは確認済みのドキュメントの新しいバージョンを確認するように求められます。
  • [デバイス詳細] ページには、確認済みの状態と、ドキュメントが確認された日付が表示されます。
  • [デバイスごとのコンテンツ詳細情報] レポートには、デバイスごとに確認済みのステータスが表示されます。

Smartfolio の代理セットアップ コンテンツのサポート

マルチユーザー デバイスに代理セットアップされたコンテンツは、エンド ユーザーがデバイスをチェックアウトすると消去されます。この場合、ユーザーは次回のログイン時にコンテンツを再ダウンロードする必要があります。管理コンテンツをエンド ユーザーのデバイスで利用可能にするには、コンテンツの代理セットアップ モードを有効にする必要があります。代理セットアップ モードを有効にすると、エンド ユーザーがデバイスをチェックインまたはチェックアウトした後も、代理セットアップされたコンテンツがエンド ユーザーのデバイスに保持されます。

デバイスをチェックアウトした新しいユーザーは、そのユーザーにコンテンツが割り当てられている場合にのみコンテンツを使用できます。新しいユーザーにコンテンツが割り当てられていない場合は、コンテンツが消去されます。

コンテンツの代理セットアップ モードを有効にするには、Workspace ONE UEM console で次の構成キーを追加します。

構成キー 値タイプ サポートされるタイプ 説明

{

"RetainContentBetweenCheckoutSessions": true

}

ブーリアン True = 有効

False(既定)= 無効

true に設定すると、ダウンロードされたコンテンツは保持され、デバイスのチェックインおよびチェックアウト セッション中に消去されません。

false に設定すると、ダウンロードされたコンテンツは消去され、デバイスのチェックインおよびチェックアウト セッション中に保持されません。

[既定の SDK プロファイルを使用して代理セットアップ コンテンツのサポートを有効にする]

既定の SDK プロファイルで構成キーを追加して、Smartfolio アプリでダウンロードされる管理コンテンツに対する代理セットアップ モードを有効にします。

  1. [グループと設定] > [すべての設定] > [アプリ] > [設定とポリシー] > [設定] の順に進みます。
  2. [カスタム設定を有効にする] を選択し、必要に応じて構成キーを入力します。
    {
     "CustomAppSettings": {
     "com_vmware_folio": {
     "SharedDeviceSettings": {
     "RetainContentBetweenCheckoutSessions": true
     },
     }
     }
    }
  3. [[保存]] を選択します。
[カスタム SDK プロファイルを使用して代理セットアップ コンテンツのサポートを有効にする]
カスタム SDK プロファイルで構成キーを追加して、Smartfolio アプリの管理コンテンツに対する代理セットアップ モードを有効にします。
  1. [グループと設定] > [すべての設定] の順に進みます。
  2. 既存のカスタム プロファイルがある場合は、[アプリ] > [設定とポリシー] > [プロファイル] > [カスタム プロファイル] > [カスタム設定] の順に進みます。
  3. カスタム プロファイルを追加する場合は、[アプリ] > [設定とポリシー] > [プロファイル] > [プロファイルを追加] > [SDK プロファイル] > [iOS] > [カスタム設定] の順に進みます。
  4. カスタム設定から、[構成] を選択し、必要に応じて構成キーを入力します。
    {
    "CustomAppSettings": {
     "com_vmware_folio": {
     "SharedDeviceSettings": {
     "RetainContentBetweenCheckoutSessions": true
     },
     }
     }
     }
  5. [[保存]] を選択します。

Smartfolio の既定のタブの変更設定

エンド ユーザーは、Smartfolio アプリにログインすると、最初に既定の [ホーム] タブが表示されます。ユーザーがアプリ内でできるだけナビゲーションを行わずに必要なコンテンツに簡単にアクセスできるように、ユーザーが最もよくアクセスするタブを既定のランディング タブとして設定できます。Workspace ONE UEM console のカスタム設定を使用することで、既定の [ホーム] タブを他の利用可能なタブに変更できます。

既定のタブを [ホーム] から他の利用可能なタブに変更するには、UEM console で次の構成キーを追加します。
構成キー 値タイプ サポートされるタイプ 説明
{DefaultBottomBarTab: 0} 整数

ホーム - 0

すべてのファイル - 1

最近 - 2

お気に入り - 3

ダウンロード - 4

Smartfolio アプリの既定のタブは、選択したサポート対象値に基づいて設定されます。

[既定の SDK プロファイルを使用して既定のタブを変更する]

既定の SDK プロファイルで構成キーを追加することで、Smartfolio アプリの既定のランディング タブを変更できます。
  1. [グループと設定] > [すべての設定] > [アプリ] > [設定とポリシー] > [設定] の順に進みます。
  2. [カスタム設定を有効にする] を選択し、必要に応じて構成キーを入力します。
    {
     “CustomAppSettings”: {
     “com_vmware_folio”: {
     “DefaultBottomBarTab”: 1
     }
     }
    }
  3. [[保存]] を選択します。

[カスタム SDK プロファイルを使用して既定のタブを変更する]

カスタム SDK プロファイルで構成キーを追加することで、Smartfolio アプリの既定のランディング タブを変更できます。
  1. [グループと設定] > [すべての設定] の順に進みます。
  2. 既存のカスタム プロファイルがある場合は、[アプリ] > [設定とポリシー] > [プロファイル] > [カスタム プロファイル] > [カスタム設定] の順に進みます。
  3. カスタム プロファイルを追加する場合は、[アプリ] > [設定とポリシー] > [プロファイル] > [プロファイルを追加] > [SDK プロファイル] > [iOS] > [カスタム設定] の順に進みます。
  4. カスタム設定から、[構成] を選択し、必要に応じて構成キーを入力します。
    {
     “CustomAppSettings”: {
     “com_vmware_folio”: {
     “DefaultBottomBarTab”: 1
     }
     }
    }
  5. [[保存]] を選択します。