Win32 アプリのオプションである [再試行回数][再試行間隔]、および [インストール タイムアウト] の値は、インストール プロセスが失敗した場合にその失敗が報告されるまでの時間に影響します。展開にかかる時間を短縮するために、既定値を変更することができます。

既定値とインストールの失敗が報告されるまでの時間

各オプションの既定値は次のとおりです。

  • [再試行回数] - 3 回
  • [再試行間隔] - 5 分
  • [インストール タイムアウト] - 60 分

1 つのインストール プロセスが失敗した場合、既定値での動作は下表の流れとなります。

表 1. インストール、およびその失敗が報告されるまでの時間

60 分

(1 時間)

65 分

(1 時間 5 分)

125 分

(2 時間 5 分)

130 分

(2 時間 10 分)

190 分

(3 時間 10 分)

195 分

(3 時間 15 分)

Win32 アプリのインストールが失敗し、60 分のインストール タイムアウトに到達

5 分の再試行間隔でインストールを再試行 (再試行回数 1 回目)

Win32 アプリのインストールが失敗し、60 分のインストール タイムアウトに到達

5 分の再試行間隔でインストールを再試行 (再試行回数 2 回目)

Win32 アプリのインストールが失敗し、60 分のインストール タイムアウトに到達

5 分の再試行間隔でインストールを再試行 (再試行回数 3 回目)

3 時間 15 分後、1 つのアプリケーションのインストールが失敗したことが報告されます。その後、次のアプリケーションがインストールされます。

アプリケーションに応じてオプションを構成する

アプリケーションに適した値を構成します。

高速インストールの例

あるブラウザ アプリケーションをデバイスにインストールするのに 4 分掛かるとします。このアプリケーションには、値を次のように設定することを推奨します。

  • 再試行回数 - 2 回
  • 再試行間隔 - 5 分
  • インストール タイムアウト - 5 分

このアプリケーションが失敗した場合、20 分以内に報告されます。その後、次のアプリケーションがインストールされます。

低速インストールの例

ある大規模な業務アプリケーションをデバイスにインストールするのに 30 分掛かるとします。このアプリケーションには、次の値を推奨します。

  • 再試行回数 - 3 回
  • 再試行間隔 - 5 分
  • インストール タイムアウト - 35 分

このアプリケーションが失敗した場合、120 分以内に報告されます。その後、次のアプリケーションがインストールされます。