Workspace ONE UEM の順守プロファイルについて理解するには、デバイス プロファイルと順守ポリシーについて詳しく理解している必要があります。デバイス プロファイルは、デバイス管理とセキュリティの基盤としての役割を果たします。一方、順守ポリシーは、社内コンテンツを保護するセキュリティ ゲートとしての役割を果たします。
デバイス プロファイルを使用すれば、幅広いデバイス設定を制御できます。デバイス設定の例としては、パスコードの複雑度、ジオフェンス、タイム スケジュール、デバイス ハードウェア機能、Wi-Fi、VPN、Eメール、証明書などが挙げられます。
順守エンジンは、ルールを監視し、アクションを実行し、エスカレーションを適用します (管理者が定義したものすべて)。一方、順守プロファイルは順守エンジンに対して、デバイス プロファイルに対してのみ使用可能なすべてのオプションと設定を提供しようとします。詳細については、「順守ポリシー」 を参照してください。
たとえば、制限が厳しいがそれ以外は通常のデバイス プロファイルと同じである、特別なデバイス プロファイルを作成できます。順守ポリシーを定義する際、「アクション」 タブでこの特別なデバイス プロファイルを適用できます。ユーザーが自分のデバイスの順守状態を維持できない場合、この特別なデバイス プロファイルを使用して、より制限の厳しい順守プロファイルを適用することができます。
順守プロファイルを追加できます。このプロファイルは、順守ポリシーとデバイス プロファイルの優れた機能を組み合わせた複合型の順守ポリシーです。順守プロファイルを追加する場合、次の 2 つの手順に従います。
順守プロファイルは、自動およびオプションのデバイス プロファイルと同じ方法で作成および保存します。
[全般] プロファイル タブの [割り当てタイプ] ドロップダウン メニューで 「順守」 を選択します。
または、新しいユーザー インターフェイスをサポートするプラットフォームの場合は、[展開] の下の最後の画面にある [割り当てタイプ] ドロップダウン メニューで [順守] を選択します。
「全般」 タブおよび 「ペイロード」 タブの残りのフィールド値を指定します。
指定が完了したら、保存して公開 を選択します。
または、新しいユーザー インターフェイスをサポートするプラットフォームの場合は、[次へ] を選択して [割り当て] および [展開] 設定を入力します。これらの設定が完了したら、[保存して公開] を選択します。
順守ポリシーでこのプロファイルを選択します。
デバイス プロファイルを作成する手順については、「デバイス プロファイルを編集する」を参照してください。
順守ポリシーを指定する具体的な手順は、「順守ポリシーを追加する」を参照してください。