ロール ベースのアクセス制御 (RBAC) には、アナリスト、監査役、管理者、および自動化担当者の管理者のタイトルが含まれます。それぞれのロールには固有の権限があり、Workspace ONE Intelligence 機能への適切なアクセス権を迅速に割り当てられるようになっています。

スーパー管理者を作成するには、すべてのロールを管理者アカウントに割り当てます。Workspace ONE Intelligence には、スーパー管理者のための単一のロールはありません。

表 1. RBAC 管理者の説明
役割 説明 アクセス権限
管理者

管理者には、ID を作成し、マネジメント、管理、および統合の機能にアクセスする権限があります。

  • インサイト - 読み取り
  • 設定 - 作成、更新、および削除
アナリスト

アナリストは、独自のオブジェクトを作成、作業、削除すること、および権限に応じて他のオブジェクトを扱うことができます。

[設定] または [自動化] の権限はありません。

  • インサイト - 読み取り
  • ダッシュボード - 作成、更新、および削除
  • レポート作成 - 作成、更新、および削除
監査役

監査役は、他の管理者が監査目的で作成していることを確認できます。

監査役には、これらのすべてと、自身が作成したものへの読み取りアクセス権があります。

オブジェクトの編集も行っている監査者がいる場合は、そのアカウントに他のロールの 1 つを追加します。

  • インサイト - 読み取り
  • ダッシュボード - 読み取り
  • レポート作成 - 読み取り
  • 自動化 - 読み取り
  • 設定 - 読み取り
自動化担当者

自動化担当者は、自動化機能の作成、作業、削除を行えます。また、自動化で使用される [設定] で統合を構成することもできます。

他の管理者による自動化機能の作成を制限することで、エンドポイントにおける自動化の影響を制御できます。また、重複または競合する自動化機能の作成を削減することもできます。

  • インサイト - 読み取り
  • 自動化 - 作成、更新、および削除
  • 設定 > 統合 - 作成、更新、および削除