Workspace ONE「はじめに」ウィザードを使用すると、Workspace ONE UEM サービスおよび VMware Identity Manager サービスを統合し、Workspace ONE 環境を作成するための多数の構成手順を実行できます。
「はじめに」ウィザードは、個々の設定を構成または編集する機能に置き換わるものではありませんが、ほとんどのユーザーの初期セットアップを大幅に自動化します。
Workspace ONE「はじめに」ウィザードは、次の設定のために使用できます。
Enterprise Connector とディレクトリ。このウィザードでは、VMware Enterprise System Connector を設定し、Workspace ONE UEM Cloud Connector からの Active Directory 接続を構成し、ユーザーとグループを会社のディレクトリからインポートするための手順を実行します。Enterprise Connector の設定方法については、『VMware Workspace ONE Quick Configuration Guide』を参照してください。
自動検出。ウィザードを実行し、エンド ユーザーが Workspace ONE アプリケーションを介してアプリケーション ポータルに簡単にアクセスできるように、自動検出サービスにメール ドメインを登録します。その後、エンド ユーザーは、組織の URL の代わりにメール アドレスを入力できます。
Workspace ONE カタログ。Workspace ONE カタログ ウィザードでは、Workspace ONE カタログを設定する手順を実行します。Workspace ONE のカスタム ブランディング手順は、会社のブランドの情報を Workspace ONE カタログおよびアプリケーションに追加するためにも使用できます。Workspace ONE カタログの設定方法については、『VMware Workspace ONE Quick Configuration Guide』を参照してください。
アダプティブ管理。アダプティブ管理を設定し、ユーザーのデバイスへのプロファイルのインストールを要求することによって、特定のアプリケーションを制限します。プロファイルによって、会社のアプリケーションやデータを必要に応じて削除できます。アプリ ストアからアプリケーションを手動でダウンロードすることで、パブリック アプリケーションが管理対象になる、または独立して使用されることを要求することもできます。
「はじめに」ウィザードは、競合する可能性のある既存の構成がすでに Workspace ONE UEM サービスまたは VMware Identity Manager サービスで有効な場合、警告できます。これが発生した場合、または「はじめに」ウィザードの手順が一部のみ完了した場合、機能を手動で構成できます。このガイドを使用し、Workspace ONE UEM サービスおよび VMware Identity Manager サービスを Workspace ONE 用に手動で構成します。