セキュリティ リスク ダッシュボードを使用して、Workspace ONE UEM 環境のデバイスのセキュリティとイベントを表示します。
セキュリティ リスク モジュール
- 脅威
- [脅威] タブには、Workspace ONE UEM コンプライアンス エンジンによって侵害として識別されたイベントが表示されます。
- また、[脅威のサマリ] モジュールの Trust Network サービスによって報告されたイベントを表示および集計します。
- ポリシーのリスク
- [ポリシーのリスク] タブには、Workspace ONE UEM コンプライアンス エンジンによって識別された、構成されたポリシーに準拠していないイベントが表示されます。イベントには、パスコードを持たないデバイス、暗号化されていないデバイスが含まれます。
- 脆弱性
- [脆弱性] タブでは、セキュリティ データを報告するサードパーティのセキュリティ レポート サービスからの情報と、Windows 10 デバイスを管理する Workspace ONE UEM からの情報を組み合わせて表示します。
- 米国国立標準技術研究所 (NIST) によって報告された脆弱性が表示されます。
- また、これらの該当する CVE は、Workspace ONE UEM によって管理される、影響を受ける Windows デスクトップ デバイスにも関連付けられます。
- 影響を受けているデバイス、イベントの CVSS スコア、NIST の記事、Microsoft のアドバイザリを確認するには、CVE の説明カードを参照してください。
- デバイス
- [デバイス] タブには、Workspace ONE UEM 環境で管理されているデバイスのリスク スコアが表示されます。
- デバイスのリスク スコア([高]、[中]、[低] レベルとして報告されるもの)やリスク インジケータを確認するには、タブを選択し、分析する単一のデバイスを選択します。
選択した時間フィルタと割合
データが表示される期間を選択します。選択した時間は、リスク モジュールの横に表示される割合に影響します。例えば、14 日間を選択すると、今と 14 日前の比較を反映するように割合が設定されます。負の割合はリスクが減少したことを示し、正の割合はリスクが増大していることを示します。
数値、割合、キャレット
モジュールでは、数値、割合、およびキャレット(または矢印)を使用してリスクを表します。
- 数値 - 数値は、選択した時間にわたるリスクに対応します。番号 10 は、10 個のリスクが報告されたことを示します。
- 割合 - 割合は、選択した時間に応じて現在のリスクと以前のリスクを比較します。正または負の数で表し、キャレットと同時に使用されます。例えば、データを 14 日ずつフィルタリングすることを選択し、下向きのキャレットで -64% の割合が示された場合、過去 14 日間でリスクが 64% 減少したことを意味します。
- キャレット - キャレットは、選択した時間に応じた現在のリスクと以前のリスクの比較を表します。状態に応じて上向きになったり下向きになったりし、割合と一致します。例えば、過去 30 日間のデータを表示することを選択し、キャレットが上向きで、正の割合が示されている場合、過去 30 日間でリスクが増加したことを意味します。