Hub サービスを Hub サービス コンソールの Workspace ONE Access と完全に統合する場合は、People サービスへのアクセスを有効にして、ユーザーが直接 Workspace ONE Intelligent Hub アプリケーションまたは Hub ポータルから同僚を検索したり、ユーザーの詳細および組織の階層を表示できるようにすることができます。

Workspace ONE Intelligent Hub アプリケーションで People サービスを使用するには、Hub サービス コンソールで People 機能を有効にします。Workspace ONE Access コンソールで、People Search に使用するディレクトリを構成し、Active Directory のタイトル、managerDN、および distinguishedName 属性を Workspace ONE Access ユーザー属性にマッピングします。

People Search の結果に表示される組織の階層と部下の情報は、managerDN 属性に基づいています。ユーザーの写真を表示するには、Active Directory 属性の thumbnailPhoto を Workspace ONE Access ディレクトリの imageURL 属性にマッピングします。これらの属性は、People Search の結果に表示されるユーザー プロファイル情報になります。

注: この機能は、VMware Identity Services が有効になっている Workspace ONE Access テナントでは使用できません。 VMware Identity Services を使用したユーザー プロビジョニングと ID フェデレーションの構成ガイドの「 サポートされていない Workspace ONE 機能」トピックを参照してください。

Hub サービス コンソールでは、[ユーザー] タブに表示されるユーザーのプロファイルで使用可能な情報を管理します。プロファイルの説明に含めるユーザー属性を選択したり、ユーザー属性名をよりわかりやすい名前に変更したり、ユーザー プロファイル ページに表示される属性の順序を調整したりできます。

People サービスへのアクセスを有効にすると、他のタブとともに [ユーザー] タブが Workspace ONE Intelligent Hub アプリケーションと Hub ポータルに表示されます。

ユーザーは、名、姓、およびメール アドレスでユーザーを検索できます。ディレクトリにマッピングされた属性に基づいて、以下の情報が表示されます。

  • ユーザー プロファイルの詳細
  • ユーザー プロファイルの画像
  • ユーザーの組織の階層

ユーザー プロファイルのページから、ユーザーに対してすぐにメールやテキストを送信したり、電話をかけたりすることができます。

Workspace ONE Access コンソールからの構成情報については、Workspace ONE Access での People Search の設定を参照してください。

Hub サービスで People サービスを有効にする

Hub サービス コンソールで People サービスを有効にすると、組織内のユーザーは、Workspace ONE Intelligent Hub アプリケーションまたは Hub ポータルで同僚を検索することや、ユーザーの詳細と組織図を表示することができます。

前提条件

注: この機能は、VMware Identity Services が有効になっている Workspace ONE Access テナントでは使用できません。 VMware Identity Services を使用したユーザー プロビジョニングと ID フェデレーションの構成ガイドの「 サポートされていない Workspace ONE 機能」トピックを参照してください。
  • シングル サインオンおよび ID 管理のために Workspace ONE UEM サービスと Workspace ONE Access サービスが統合されていること。
  • Workspace ONE UEM コンソールの認証方法として Workspace ONE Access が構成されていること。
  • Active Directory が Workspace ONE Access に統合されていること。
  • People Search が Workspace ONE Access Console で構成されていること。

手順

  1. Hub サービス コンソールのホームページに移動します。
  2. [ユーザー] をクリックし、[ユーザーを有効にする] を緑に切り替えます。
  3. ページにカスタム属性が表示されている場合は、ユーザー プロファイルに表示する属性を選択します。

    1. [使用可能な属性] セクションで、使用する属性を有効にします。これらは、[有効な属性] セクションに追加されます。
    2. [有効な属性] セクションで、属性名を変更できます。[表示名] 列に、ユーザー プロファイルに表示する名前を入力します。
    3. カスタム属性をユーザー プロファイルに表示する順序を調整することもできます。[順序] セクションのドロップダウン メニューで、順序番号を選択します。
    Hub サービスの [ユーザー] ページにあるカスタム属性のセクション
  4. [保存] をクリックします。

結果

[ユーザー] タブが、Workspace ONE Intelligent Hub アプリケーション、ブラウザの Hub ポータル ビュー、およびデスクトップ ビューに追加されます。組織のユーザーは、同僚を検索したり、ユーザーの詳細および組織図を表示したりできます。

注: People 機能を有効にした直後に [ユーザー] タブが表示されない場合は、変更をプッシュできます。このコマンドを実行して変更をプッシュする前に、Hub ポータルにログインしている必要があります。新しいタブを開き、次の URL を入力して、myco.example.com のドメイン名を置き換えます。 https://<myco.example.com>/catalog-portal/services/api/featureCustomizations?refreshCache=true