最新リリース - 2020 年 1 月 |
リリース ノートの内容
Workspace ONE Hub サービス リリース ノートには、リリースの新機能および機能強化に関する情報が記載されています。過去 6 か月の Workspace ONE Hub サービス リリースの新機能
Intelligent Hub のための Workday との新しい Mobile Flows の統合
Intelligent Hub で使用できる最新の Mobile Flows の統合により、管理者は従業員の休暇承認申請の通知を Workday から受信できるようになりました。申請された休暇の詳細を表示し、承認、拒否、通知へのコメントなどのアクションを Intelligent Hub アプリケーション内で直接実行できます。
Workspace ONE Mobile Flows カタログで特別な設定が不要の Workday コネクタを構成し、Hub サービスで Mobile Flows を有効にして、従業員が Intelligent Hub アプリケーションから休暇申請を直接承認できるようにします。
新しいアプリケーション通知に Okta アプリケーションが含まれるようになりました
お使いの環境で Okta 統合を有効にしている場合、毎週の新しいアプリケーション通知に Okta アプリケーションが含まれるようになりました。
新しい通知機能
- カスタム通知用のデフォルト イメージを設定し、会社のロゴと並べて表示できるようになりました。 通知を作成するたびにカスタム イメージを指定する必要がなくなるため、時間が節約されます。 通知の設定ページでカスタム イメージを追加するだけです。設定ページにカスタムのデフォルト通知イメージを設定しない場合は、Hub のアイコンが使用されます。
- カスタム通知を作成するときにイメージをアップロードするオプションが追加されました。イメージをアップロードしない場合は、イメージの URL を指定するオプションを使用できます。 どちらも行わない場合は、デフォルトの通知イメージが使用されます。
- 添付ファイルを含むカスタム通知を作成できるようになりました。 通知ごとに最大 10 個の添付ファイルを持つように構成できます。
新しいアプリケーションの通知の機能強化
VMware は、新しいアプリケーションの通知を毎日取得することが大きな負担であることを認識しています。 そこで、新しいアプリケーションを毎日通知するのではなく、週に一度通知するように変更する予定です。 従業員は毎週新しいアプリケーションについての簡易な通知を受け取ります。
従業員のエクスペリエンスを向上させるための仮想アシスタント、Hub Assistant の導入
Workspace ONE Intelligent Hub Assistant は、従業員がわかりやすい会話型のチャットボット エクスペリエンスを通じてワークフローを完了し、会社の質問への回答を見つけることができる仮想アシスタントです。この仮想アシスタントは IBM Watson の自然言語処理技術を使用しており、Workspace ONE Mobile Flows を使用してサードパーティ システムと統合します。
今回のリリースでは、Hub Assistant は次のことができるようにトレーニングされています。
- ServiceNow でサポート チケットを提出する
- ServiceNow でチケットのステータスを確認する
- 「私の会社のクレジット カード ポリシーは?」などの一般的な質問に答える
- Hub Assistant には、Watson Discovery サービスを使用してドキュメント、ナレッジベース記事、およびその他のリポジトリをクエリするための検索スキルが組み込まれています。会社のドキュメントとリソースをアップロードし、Discovery をデータセットに対してトレーニングし、従業員の質問に対する適切な回答を提供できるようにする必要があります。
注:Hub Assistant チャットボットは、Hub iOS 19.12 および Web ポータルで使用できます。Android のサポートは予定されています。
「お気に入りのアプリケーション」セクションが独立したタブになりました
ユーザーは自分のアプリケーションをお気に入りとしてマークし、何度でも簡単にアクセスすることができます。お気に入りのアプリケーションへのフル アクセスを可能にするために、[お気に入り] セクションはカタログのタブから Intelligent Hub ポータルの専用タブに移動されました。 この更新により、ユーザーは [お気に入り] タブに直接移動して、自分がよく使用する Web アプリケーションと仮想アプリケーションにアクセスできます。お気に入りをオンまたはオフに切り替える設定は、Hub サービス コンソールの [カスタマイズ] ページにあります。
通知を緊急メッセージとして送信可能
緊急としてマークされた通知を使用して、すぐに対応が必要な重要な更新をユーザーに知らせることができます。緊急メッセージは、ユーザーが通知に対してアクションを実行するまで、Intelligent Hub アプリケーションへのアクセスをブロックします。
注:緊急の通知を表示するには、iOS および Android デバイスに Workspace ONE Intelligent Hub アプリケーション 19.10 以降がインストールされている必要があります。Mac サポートは以降のリリースで実装される予定です。macOS デバイスでは、通知に緊急のマークが付けられている場合、ユーザーには優先度の高い通知として表示されます。
通知ビルダーのユーザビリティの向上
- 通知が繰り返し実行されるときに [完了したアクション ボタン] のテキスト ボックスを設定する必要がなくなりました。[アクション ボタン] のテキストのみが表示されます。
- カスタム通知を作成するときに、通知メッセージが大きすぎると警告メッセージが表示されるようになりました。通知メッセージの最大サイズ制限は 399 KB です。
通知に関するエンド ユーザー エクスペリエンスの強化
通知は、従業員が自分の業務についての最新情報を把握するための優れた方法です。エクスペリエンスをさらに向上させるための機能強化が行われています。
- 通知カードで添付ファイルがサポートされるようになりました。ユーザーは、通知のロング カード内で画像や領収書(Concur 経費承認通知の場合)などの添付ファイルを表示できるようになりました。Mobile Flows リリースの一部として、Coupa、Concur、および ServiceNow のそのまま使用できる Mobile Flows コネクタは承認通知に関連付けられた添付ファイルを返すように更新されます。
- 通知カードのタイトルとサブタイトルにハイパーリンクを追加できます。これにより、タイトルとサブタイトルから外部ページにリンクする柔軟性が得られます。
注:添付ファイル付きの通知カードは、iOS、Android、および Mac Intelligent Hub アプリケーションの今後のリリースでサポートされる予定です。添付ファイルの作成および通知カードのタイトルとサブタイトルへのハイパーリンクの追加は、今後の Hub サービス リリースの通知ビルダーでサポートされます。
エンドユーザー セルフサービス ヘルプは Hub サービス コンソールの [ヘルプとサポート] ページでカスタマイズ可能
新しい [サポート] タブが Workspace ONE Intelligent Hub ブラウザ ビューに追加されました。
- ユーザーは、[サポート] ページの [マイ デバイス] セクションからデバイスを監視および管理できます。デバイスに関する詳細情報を表示したり、新しいデバイスを追加したり、新しいプロファイルをインストールしたりできます。[デバイスを追加] と [プロファイルをインストール] は、[ヘルプとサポート] ページでデフォルトで有効になっています。
- ユーザーは、[サポート] タブの [役立つリンク] セクションを表示して、セルフサービス ヘルプのための内部または外部のサイトやナレッジベースの記事に移動するためのリンクを見つけることができます。[ヘルプとサポート] ページでは、ユーザーがサポート チームに問合わせる前に問題の解決方法を見つけるのに役立つ、推奨されるリンクを作成します。
- [サポート] タブの名前をカスタマイズすることもできます。
このリリースでは、ブラウザで [サポート] タブを表示するオプションがデフォルトでオンになっています。 このオプションは、Hub サービス コンソールの [ヘルプとサポート] ページで無効にできます。
注:Workspace ONE Intelligent Hub アプリケーションの次回のリリースでは、[サポート] タブのビューを iOS および Android デバイスで使用できるようになります。
カラー ピッカー ツールを使用して最適な色を簡単に見つけることが可能
Hub サービス コンソールの [ブランディング] ページには、Intelligent Hub の Web ブラウザ、デスクトップ、およびモバイル ビューのブランディングを定義するための正確な色を選択するカラー ピッカーが含まれるようになりました。
Workspace ONE UEM 認証モードでの Hub 通知サポート
Intelligent Hub アプリの UEM 認証モードで関連性のある通知機能を使用できるようになりました。つまり、ユーザーが UEM アプリの設定不要の新しいアプリ通知を取得したり、通知ビルダー ウィザードを使用して生成できるカスタム通知を取得したりするために、VMware Identity Manager を構成および実装する必要はありません。通知の詳細については、『Intelligent Hub 向け VMware Workspace ONE Hub サービスの構成と管理』の「Hub 通知サービスの使用」を参照してください。
注:
- 通知機能を有効にした後、認証モードを UEM から VMware Identity Manager に切り替えると、従業員は認証モードが UEM に設定されたときに受信した古い通知を失います。
- プッシュ通知が正しく機能するには、Intelligent Hub iOS 19.07 以降および Intelligent Hub Android 19.08 以降が必要です。
通知ビルダーの機能拡張
先月リリースされた通知ビルダーには、システム メンテナンスのダウンタイムや、全員参加のセキュリティ トレーニングなどのコーポレート コミュニケーションについて、従業員に常に最新情報が提供されるようにするいくつかの新機能が含まれています。
- [通知] ページの [ステータス] リストから、ユーザー向けに作成した通知の詳細を表示できるようになりました。
- 通知に画像を表示するように URL を設定すると、通知の [プレビュー] に画像が表示されます。
- Hub サービスが VMware Identity Manager テナント用に構成されている場合、使用できる対象者のタイプのみがメニューに表示されます。
通知ビルダー
- Hub サービス コンソールの [通知] ページからアクセス可能な、使いやすい通知作成ウィザードを介して、Intelligent Hub のカスタム通知を従業員のために簡単に作成できるようになりました。カスタム通知を生成するために API を使用してスクリプトを作成する必要はありません。
- 注 通知ビルダーのページが Hub サービス コンソールに表示されない場合は、認証のために VMware Identity Manager にアップロードした AirWatch API 証明書が正しい管理者ロールで構成されていない可能性があります。 AirWatch API 証明書ロールは、コンソール管理者、AirWatch 管理者、またはシステム管理者として構成される必要があります。 Workspace ONE UEM Console で、証明書を編集してロールを更新します。
互換性
サポートされる Web ブラウザ
- Mozilla Firefox (最新版)
- Google Chrome 42.0 以降
- Internet Explorer 11
- Safari 6.2.8 以降
- Microsoft Edge (最新版)
VMware 製品の相互運用性マトリックス(英語)には、Horizon 7 などの VMware 製品とコンポーネントの現在および過去のバージョンの互換性に関する詳細が記述されています。
利用可能な言語
Hub サービスは、次の言語で使用可能です。
英語 | アラビア語 |
チェコ語 | デンマーク語 |
ドイツ語 | フランス語 |
スペイン語 | イタリア語 |
オランダ語 | 日本語 |
韓国語 | ヘブライ語 |
ポーランド語 | ポルトガル語(ブラジル) |
スウェーデン語 | トルコ語 |
ロシア語 | 簡体字中国語 |
繁体字中国語 |
ドキュメント
Workspace ONE Intelligent Hub アプリケーションおよび Hub サービスのドキュメントは、Workspace ONE ドキュメント センターにあります。