VMware Identity Services | 2023 年 1 月 26 日

リリース ノートで、追加または更新された情報をご確認ください。

新機能

VMware Workspace ONE®Access™ および VMware Workspace ONE® UEM の新規ユーザー向けに、ユーザー プロビジョニングと ID フェデレーションを容易にする新しいサービスを導入しています。VMware Identity Services を利用して、Workspace ONE コンソールで SCIM 2.0 に基づいてユーザーおよびグループのプロビジョニングされたディレクトリを構成できるようになりました。これで、VMware Identity Services は、ユーザーとグループおよび認証設定を Workspace ONE UEM および Workspace ONE Access 管理コンソールに自動的にプロビジョニングします。

サードパーティの ID プロバイダと統合するときに、VMware Identity Services と同期するユーザー属性を確認します。 

使用事例をいくつか見てみましょう。

  • SCIM (System for Cross-domain Identity Management) 2.0 プロトコルを使用して、ユーザーおよびグループのプロビジョニングされたディレクトリを作成および構成します。

  • Workspace ONE サービスへのフェデレーション認証の ID プロバイダ構成を管理します。

  • Workspace ONE 製品全体で一元化されたユーザー管理と認証を活用します。

現在、VMware Identity Services は Workspace ONE UEM と Workspace ONE Access をサポートしており、新しく作成された環境の Workspace ONE コンソールからユーザーを一元管理および認証できます。

重要:

VMware Identity Services は、新しい Workspace ONE 環境でのみ使用できます。

サポートされている ID プロバイダとディレクトリ ソース:

  • Microsoft Azure のクラウドベースの ID サービスである Azure Active Directory (Azure AD)

  • 汎用 SCIM 2.0 ID ソース(Okta でテスト済み)

VMware Identity Services の使用を開始するには、組織の Workspace ONE ポータルにログインし、[設定] > [エンド ユーザー管理] の順に選択します。

VMware Identity Services

[開始する] をクリックし、ウィザードを使用して ID プロバイダとの統合を設定します。

はじめに

既知の問題

  • サポートされない機能

    VMware Identity Services が有効になっている場合、Workspace ONE Access、Workspace ONE UEM、Hub サービス、および VMware Workspace ONE® Intelligent Hub とポータルで一部の機能がサポートされません。詳細については、VMware Identity Services を使用したユーザー プロビジョニングと ID フェデレーションの構成を参照してください。

  • VMware Identity Services で使用するサービス(Workspace ONE Access や Workspace ONE UEM など)を選択し、選択内容を保存した後は、選択解除できません。

    回避策:選択内容をリセットするには、VMware のサポートにお問い合わせください。

  • Azure AD でユーザーを削除しても、VMware Identity Services からユーザーが削除されない

    Azure AD でユーザーを削除すると、アカウントは削除されるまでの特定の期間サスペンドされます。その間、ユーザーは、VMware Identity Services でも無効になります。Azure AD では、削除されたユーザーのユーザー名も変更され、変更は VMware Identity Services に反映されます。詳細については、Azure AD ユーザーの削除方法を参照してください。

  • Azure AD でユーザーおよびグループの属性値を削除しても、VMware Identity Services の値が削除されない

    Azure AD で、VMware Identity Services とすでに同期されているユーザーまたはグループの属性値を削除しても、VMware Identity Services および Workspace ONE サービスで値が削除されません。Azure AD は null 値を伝達しません。

    回避策:値を完全にクリアする代わりに、スペース文字を入力します。

  • Okta 統合には 2 つのアプリケーションが必要

    VMware Identity Services を Okta と統合する場合は、Okta 管理コンソールでユーザー プロビジョニング用と ID プロバイダ構成用の別々のアプリケーションを作成する必要があります。プロビジョニングと認証に同じアプリケーションを使用することはできません。

  • login_hint 機能が動作しない

    OpenID Connect プロトコルを使用してサードパーティの ID プロバイダを VMware Identity Services と統合する場合、login_hint 機能が動作しません。証明書利用者が login_hint を送信する場合、VMware Identity Services はそれを ID プロバイダに渡しません。

利用可能な言語

VMware Identity Services は、次の言語で使用可能です。

チェコ語

フランス語

ポーランド語

簡体字中国語(中国)

デンマーク語

イタリア語

ポルトガル語

中国語(台湾)

ドイツ語

日本語

ロシア語

英語

韓国語

スウェーデン語

スペイン語

オランダ語

トルコ語

目的の言語でドキュメントを表示するには、ページの右上にある アイコンをクリックし、言語を選択します。

サポートの連絡先情報

VMware Identity Services 環境に関するサポートが必要な場合は、VMware のサポートにお問い合わせください。VMware Customer Connect アカウントを使用するか、電話を使用して、サポート リクエストをオンラインで VMware のサポートに送信できます。

Workspace ONE サポートへのお問い合わせ方法については、ナレッジベースの記事 VMware Workspace ONE サポートへのアクセス方法 (KB2151511)を参照してください。

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