仮想マシン ハードウェア設定を使用して、既存の仮想マシンにハードウェアを追加できます。

選択した仮想マシンにハードウェアを追加するには、[仮想マシン] > [仮想マシン設定] の順に選択し、[ハードウェア] タブをクリックして [追加] をクリックします。

注: サスペンド状態の仮想マシンにはハードウェアを追加できません。

[ハードウェア追加] ウィザードのプロンプトに従って、追加するデバイスのタイプを選択し、デバイス固有の設定を指定します。設定の多くは、デバイスの作成後に仮想マシン ハードウェアの設定を変更することで変更できます。

仮想マシンに追加できるのは次のタイプのデバイスです。

仮想ハード ディスク
仮想ハード ディスクは、ゲスト OS が物理ディスク ドライブとして認識するファイル セットです。仮想ハード ディスクは、IDE、SCSI、SATA または NVMe デバイスとして設定できます。最大 4 個の IDE デバイス、60 個の SCSI デバイス、120 個の SATA デバイス(4 個のコントローラ、コントローラあたり 30 個のデバイス)、256 個の NVMe デバイス(4 個のコントローラ、コントローラあたり 64 個のデバイス)を仮想マシンに追加できます。また、仮想マシンが物理ディスクに直接アクセスするようにもできます。
CD-ROM ドライブおよび DVD ドライブ
仮想 CD-ROM ドライブまたは DVD ドライブを IDE デバイス、SCSI デバイス、または SATA デバイスとして設定できます。最大 4 個の IDE デバイス、60 個の SCSI デバイス、120 個の SATA デバイス(4 個のコントローラ、コントローラあたり 30 個のデバイス)を追加できます。仮想 CD-ROM ドライブおよび DVD ドライブは、ホスト システム上の物理ドライブまたは ISO イメージ ファイルに接続できます。
フロッピー ドライブ
最大 2 つのフロッピー ドライブを追加できます。仮想フロッピー ドライブは、ホスト システムの物理ドライブ、既存のフロッピー イメージ ファイル、または新しいフロッピー イメージ ファイルに接続できます。
ネットワーク アダプタ
仮想マシンには、最大で 10 個の仮想ネットワーク アダプタを追加できます。
USB コントローラ
仮想マシンに 1 つの USB コントローラを追加できます。仮想マシンで USB デバイスまたはスマート カード リーダを使用するには、仮想マシンが USB コントローラを備えている必要があります。スマート カード リーダーの場合は、スマート カード リーダーが実際に USB デバイスであるかどうかに関係なく、仮想マシンに USB コントローラが必要です。
サウンド カード
ホスト システムでサウンドが設定されており、サウンド カードがインストールされていれば、仮想マシンでもサウンドを有効にできます。
パラレル(LPT)ポート
仮想マシンには最大 3 つの双方向パラレル ポートを接続できます。仮想パラレル ポートは、パラレル ポートまたはホスト OS 上のファイルに出力できます。
シリアル(COM)ポート
仮想マシンには最大 4 つのシリアル ポートを追加できます。仮想シリアル ポートは物理シリアル ポート、ホスト OS 上のファイル、または名前付きパイプに出力できます。
汎用 SCSI デバイス
仮想マシンには最大 60 個の SCSI デバイスを追加できます。汎用 SCSI デバイスは、ホスト システムに接続された SCSI デバイスにゲスト OS が直接アクセスできるようにします。汎用 SCSI デバイスにはスキャナ、テープ ドライブ、CD-ROM ドライブ、および DVD ドライブが含まれます。