ホスト システムでスマート カード リーダーを使用するように仮想マシンを構成できます。

前提条件

  • Linux ホストでは、libpcsclite ライブラリがインストールされ、pcscd デーモンが実行していることを確認します。
  • 仮想マシンに USB コントローラがあることを確認します。USB コントローラは、スマート カード リーダーが USB デバイスであるかどうかにかかわらず必要になります。デフォルトでは、仮想マシンの作成時に USB コントローラが追加されます。
  • スマート カード リーダーをホスト システムに接続します。
  • 仮想マシンを起動します。

手順

  • スマート カード リーダーを仮想マシンに接続するには、仮想マシンを選択して [仮想マシン] > [取外し可能デバイス] > [共有 <smart_card_reader_model>] > [接続] を選択します。
    スマート カード リーダーが USB デバイスの場合は、メニューに 2 つの項目が表示されます。両方の項目はともにリーダーのモデル名を使用しますが、1 つの項目名は [仮想] で始まります。
  • スマート カード リーダーを仮想マシンから切断するには [仮想マシン] > [取外し可能デバイス] > [共有 <smart_card_reader_model>] > [切断] を選択します。
  • スマート カードを仮想マシンから取り出すには、[仮想マシン] > [取外し可能デバイス] > [共有 <smart_card_reader_model>] > [スマート カードの取り出し] を選択します。
    スマート カードは仮想マシンから取り出されますが、ホスト システム上には接続されたままです。スマート カードをスマート カード リーダーから物理的に取り出すと、このオプションは無効になります。
  • スマート カードを仮想マシンに挿入するには、[仮想マシン] > [取外し可能デバイス] > [共有 <smart_card_reader_model>] > [スマート カードの挿入] を選択します。
    スマート カードをスマート カード リーダーに物理的に挿入すると、スマート カードは仮想マシンにも挿入されます。