vmrun コマンドで認証フラグを使用して、システムへのアクセスに必要な情報を提供することができます。
たとえば、vmrun コマンドは VMware Workstation と VMware Fusion ホストの両方のタイプに適用されるので、認証フラグを使用してローカル ホスト タイプを指定できます。また、認証フラグを使用して、暗号化された仮想マシンまたはゲスト OS にアクセスするために必要な認証情報を提供することもできます。
認証フラグは、コマンドおよびコマンド パラメータの前に配置する必要があります。
vmrun コマンドは、次の認証フラグをサポートします。
-T hostType
-vp encryptedVirtualMachinePassword
-gu guestUser
-gp guestPassword
製品タイプ
-T フラグはオプションです。Workstation Player で vmrun コマンドを実行する場合、 workstation がデフォルトです。Workstation Player の -T フラグは次のように使用します。
vmrun -T workstation
仮想マシンの暗号化
暗号化された仮想マシンでは、ほとんどの操作にパスワードを要求します。
-vp encryptedVirtualMachinePassword
ゲストの操作
ゲストの操作ではゲスト OS による認証が必要です。
ゲスト OS でユーザーのユーザー名とパスワードを指定するには、次のフラグを使用します。
-gu guestUser
-gp guestPassword