1 つの仮想マシンには最大 3 つの双方向パラレル ポート(LPT ポート)を接続できます。仮想パラレル ポートは、パラレル ポートまたはホスト システム上のファイルに出力できます。
パラレル ポートは、スキャナ、ドングル、ディスク ドライブなど、さまざまなデバイスで使用されます。
Workstation Player は PS/2 ハードウェアの部分的なエミュレーションのみを提供しています。物理ポートに接続されているデバイスが要求する割り込みは、仮想マシンには伝達されません。ゲスト OS とポート間のデータの転送に Direct Memory Access(DMA)を使用することはできません。このため、パラレル ポートに接続されるデバイスがすべて正常に動作するとは限りません。仮想パラレル ポートを介して、パラレル ポート ストレージやその他のタイプのパラレル ポート デバイスを仮想マシンに接続しないようにしてください。
前提条件
- カーネルのバージョンが 2.6.x の Linux ホスト システムをお使いの場合は、パラレル ポートの PC-style hardware オプション(CONFIG_PARPORT_PC)がビルドされ、カーネル モジュールとして読み込まれていることを確認してください。Linux 2.6.x カーネル ホスト上での仮想パラレル ポートの構成を参照してください。
- 仮想マシンが lp および parport デバイスにアクセスすることをデフォルトで禁止している Linux ホスト システムをお使いの場合は、それらのデバイスに対するアクセス権限を持つグループに VMware ユーザーを追加してください。Linux ホストに搭載されたパラレル ポート デバイスへのアクセス権限の構成を参照してください。
- 仮想マシンをパワーオフします。
手順
結果
仮想マシンにパラレル ポートが構成されている場合、ほとんどのゲスト OS は、インストール時にポートを検出し、必要なドライバをインストールします。Linux などのいくつかのオペレーティング システムは、起動時にポートを検出します。