仮想ディスクおよび関連するボリュームをホスト システム上のドライブにマップすると、仮想マシンを開くことなく仮想ディスクに接続できます。

仮想ディスクをホスト システム上のドライブにマップした場合、このディスクを使用する仮想マシンをパワーオンするには、ディスクをホスト システムから切断する必要があります。

重要: スナップショットを含む仮想ディスクをマウントしてディスクに書き込むと、その仮想マシンから作成したスナップショットやリンク クローンが破損し、修復できないことがあります。 Workstation Player ではスナップショットを作成または削除することはできないことに注意してください。

Workstation Player のスタンドアロン バージョンでは、ホスト システムへの仮想ディスクのマッピングはサポートされていません。仮想ディスクのマッピングは、Workstation Pro に付属の Workstation Player バージョンでサポートされています。

前提条件

  • その仮想ディスクを使用しているすべての仮想マシンをパワーオフします。
  • 仮想ディスク上の仮想ディスク(.vmdk)ファイルが圧縮されておらず、読み取り専用のアクセス権限を持っていないことを確認します。
  • Windows ホストの場合、ボリュームが FAT(12/16/32)または NTFS でフォーマットされていることを確認します。サポートされているのは FAT(12/16/32)および NTFS フォーマットのみです。たとえば、Linux オペレーティング システムでフォーマットされたパーティションと Windows オペレーティング システムでフォーマットされた別のパーティションなど、仮想ディスクに異なるパーティションがある場合、Windows パーティションのみをマップできます。
  • 仮想ディスクが暗号化されていないことを確認します。暗号化されたディスクはマップもマウントもできません。

手順

  1. 仮想マシンを選択して、[Player] > [管理] > [仮想マシン設定] を選択します。
  2. [ハードウェア] タブで、[ハード ディスク] を選択し、[ユーティリティ] をクリックして [マップ] を選択します。
  3. Windows ホストでは、[仮想ディスクのマップ] ダイアログ ボックスの [ファイルを読取り専用モードで開く] チェック ボックスを選択したままにします。
    この設定により、スナップショットまたはリンク クローンの親である可能性のある仮想ディスクに、誤ってデータを書き込んでしまうことがなくなります。これらのディスクへ書き込みを行うと、スナップショットまたはリンク クローンが使用できなくなる場合があります。
  4. 仮想ディスク(.vmdk)ファイルを参照、選択し、[開く] をクリックします。
  5. マップまたはマウントするボリュームを選択し、ホスト システム上で使用されていないドライブ文字を選択します。
  6. (オプション) Windows ホストで、マップされた後に Windows Explorer でドライブを開かないようにするには、[マッピング後に Windows Explorer でドライブを開く] チェックボックスを選択解除します。
  7. [OK] または [マウント] をクリックします。
    ドライブがホスト システム上に表示されます。これにより、マップされた仮想ディスク上のファイルの読み書きをホスト システム上で実行できます。