デフォルトでは、Workstation Player が特定の USB デバイスの接続ルールを記憶するように構成されていない限り、USB デバイスをホスト システムに接続すると、Workstation Player にはデバイスの接続先のマシンを選択するよう求めるプロンプトが表示されます。Workstation Player は選択したマシンにデバイスを接続しますが、今後、Workstation Player が、選択したマシンに応じてそのデバイスをホストまたは仮想マシンのどちらかに自動的に接続するよう指定する USB デバイス接続ルールを作成するための、記憶オプションも利用できます。

デバイスを切断したなどの理由で、Workstation Player がデバイスを再接続できない場合は、デバイスは除去され、デバイスの接続を行えない旨のメッセージが Workstation Player に表示されます。デバイスがまだ利用可能な場合は、手動で接続することができます。USB デバイスを仮想マシンに手動で接続するには、[Player] > [取外し可能デバイス] > [デバイス名] > [接続(ホストから切断)] の順に選択します。

物理的なデバイスの取り外し、ホスト システムから仮想マシンへのデバイスの移動、仮想マシンからホスト コンピュータへのデバイスの移動を実行するには、ホスト コンピュータからデバイスを取り外す場合のデバイス メーカーの手順に従います。Zip ドライブなどのデータ ストレージ デバイスの場合、この手順に従うことは特に重要です。ファイルを保存してすぐに、オペレーティング システムがデータをディスクに書き込む間もなくデータ ストレージ デバイスを移動すると、データが失われる可能性があります。