物理ディスク ドライブと同様に、仮想ハード ディスクにも断片化が起こります。ディスクの最適化を行うと、仮想ハード ディスクのファイル、プログラム、および未使用の領域が再編成され、プログラムの動きは速くなり、ファイルも速く開くようになります。最適化を行っても、仮想ハード ディスクの未使用領域は回収されません。

ディスクの最適化には、かなりの時間を要します。

前提条件

  • ホスト システム上に十分な空き作業領域があることを確認します。たとえば、仮想ハード ディスクが 1 つのファイルに格納されている場合、その仮想ディスク ファイルのサイズに相当する空き領域が必要となります。その他の仮想ハード ディスク構成では、必要とされる空き領域は若干少なくなります。
  • 仮想ディスクがマッピングまたはマウントされていないことを確認します。仮想ディスクがマップまたはマウントされている場合は、最適化できません。

手順

  1. ゲスト OS 内でディスク最適化ユーティリティを実行します。
  2. ディスク領域が仮想ハード ディスクに事前に割り当てられていない場合、Workstation Player の最適化ツールを使用して最適化します。
    1. 仮想マシンをパワーオフします。
    2. 仮想マシンを選択して、[Player] > [管理] > [仮想マシン設定] を選択します。
    3. [ハードウェア] タブで [ハード ディスク] を選択します。
    4. [ユーティリティ] > [ディスクの最適化] を選択します。
    5. ディスクの最適化プロセスが終了したら、[OK] をクリックします。
  3. ホスト システムのディスク最適化ユーティリティを実行します。