Workstation Player で作成した仮想マシンは、別のホスト システム、または同一ホスト システム上の別の場所に移動できます。異なるオペレーティング システムが稼働しているホスト システムに仮想マシンを移動することもできます。
仮想マシンの移動では、通常、その仮想マシンを構成するファイルを移動する必要があります。Workstation Player 仮想マシンに関連するすべてのファイルのパス名は、この仮想マシン ディレクトリからの相対パスで表されます。
仮想マシンを移動すると、Workstation Player は仮想ネットワーク アダプタに新しい MAC アドレスを割り当てます。また、Workstation Player は仮想マシンの構成ファイル (.vmx) へのパスに使用するディレクトリ名を変更した場合にも、新しい MAC アドレスを割り当てます。
前提条件
- Workstation Player が移動後の仮想マシンの UUID を生成する方法について理解しておく必要があります。仮想マシン UUID の使用を参照してください。
- 仮想マシンを別のホスト システムに移動する場合は、仮想マシンを新しいホストに移動する場合の制限事項について理解しておく必要があります。別のホストへの仮想マシンの移動の制限を参照してください。
- ワーキング ディレクトリをホスト上の別の格納場所に配置するよう構成した場合は、ファイルをそのワーキング ディレクトリから仮想マシンのディレクトリに移動し、ワーキング ディレクトリをこの格納場所に変更します。
- すべての仮想マシン デバイスとその関連ファイルに指定されている場所が、新しい格納場所からアクセスできることを確認します。
- 仮想マシンのディレクトリに、すべての仮想マシン ファイルが格納されていることを確認します。一部のファイルが、仮想マシンのディレクトリの外に配置されている可能性があります。
手順
- ゲスト OS をシャットダウンしてから仮想マシンをパワーオフにします。
- 仮想マシン ファイルを新しい格納場所にコピーします。
- すべての仮想マシン ファイルが新しい格納場所にコピーされたことを確認します。
- Workstation Player で仮想マシンを開きます。
オプション 説明 仮想マシンを同一ホスト システム上の別の格納場所に移動した場合 ライブラリから仮想マシンを削除し、.vmx) を参照して指定してください。 を選択してから、新しい格納場所にある構成ファイル (仮想マシンを異なるホスト システムに移動した場合 新しいホスト システム上で Workstation Player を起動し、 を選択してから、構成ファイル .vmx) を参照して指定してください。 - 新しい格納場所で仮想マシンが正常に動作することを確認できたら、以前の格納場所から仮想マシン ファイルを削除してください。