Windows または Linux をゲスト OS とする仮想マシンは、VMware Tools を自動的に更新するよう構成できます。その他のゲスト OS の場合は、VMware Tools を手動で更新する必要があります。

VMware Tools の自動更新は、Workstation 5.5 以降の仮想マシンに含まれている VMware Tools の各バージョンでのみサポートされています。自動更新は、VMware Server 1.x で作成された仮想マシンに組み込まれているバージョンの VMware Tools ではサポートされていません。

重要: Workstation 4 または 5.x で作成された Windows 仮想マシン内の VMware Tools を更新する場合には、一部の新しいコンポーネントはインストールされません。新しいコンポーネントをインストールするには、古いバージョンの VMware Tools をアンインストールして新しいバージョンの VMware Tools をインストールする必要があります。

手順

  1. 仮想マシンを選択して、[Player] > [管理] > [仮想マシン設定] を選択します。
  2. [オプション] タブで [VMware Tools] を選択します。
  3. VMware Tools の更新設定を選択します。
    オプション 説明
    手動で更新する(何もしない) VMware Tools を手動で更新する必要があります。VMware Tools の新しいバージョンが利用可能になると、仮想マシンのステータス バーにその旨が表示されます。
    自動的に更新する VMware Tools は自動的に更新されます。仮想マシンのステータス バーに更新が進行中であることが示されます。Windows ゲストにログインしている場合は、更新が完了すると再起動のプロンプトが表示されます。ログインしていない場合、このプロンプトは表示されず、オペレーティング システムが自動的に再起動します。自動更新チェックは、仮想マシンのパワーオン時に、起動シーケンスの一部として実行されます。起動シーケンスにおいてこのチェックが実行される前に、サスペンド状態の仮想マシンをレジュームした場合や、スナップショットまで戻った場合には、自動更新は予定どおり実行されます。自動更新チェックが実行された後で、仮想マシンをレジュームした場合や、スナップショットに戻る操作が行われた場合は、自動更新は実行されません。
    アプリケーションのデフォルトを使用する(現在は手動更新) デフォルトの VMware Tools 更新の設定を使用します。デフォルトの動作は Workstation Player の環境設定で指定されています。
  4. [OK] をクリックして、変更内容を保存します。