最大 8 TB のほとんどの仮想ディスクを使用できます。BusLogic コントローラーの SCSI ディスクは 2 TB に制限されます。仮想ハード ディスクのサイズとホスト OS の種類に応じて、Workstation Player は各仮想ディスクを格納するためのファイルを 1 個以上作成します。
仮想ハード ディスク ファイルには、オペレーティング システム、プログラム ファイル、データ ファイルなどの情報が含まれます。仮想ディスク ファイルの拡張子は、.vmdk です。
仮想ハード ディスクが使用する実際のファイルは、デフォルトでは、最初は小さなサイズで存在し、必要に応じて指定された最大サイズまで拡大します。この最大の利点は、ファイル サイズを小さく抑えられることです。ファイルが小さければ、ストレージを節約することができ、新しい場所に移動するのも簡単ですが、この方法で設定されたディスクへのデータの書き込みには多少時間がかかります。
仮想ハード ディスクの作成時に指定されたディスク容量がすべて割り当てられるように、仮想ハード ディスクを設定することも可能です。これによって、パフォーマンスが強化されるため、パフォーマンスが重視されるアプリケーションを仮想マシンで実行している場合に有効です。
すべてのディスク容量を事前に割り当てるかどうかに関係なく、仮想ハード ディスクがホスト ディスク上の複数のファイルに分割されるように設定できます。仮想マシンで分割は認識されませんが、FAT32 フォーマットの USB サムドライブなど、4 GB を超えるファイルをサポートしていないファイル システムに仮想マシンまたはそのディスクを移動する場合、分割が必要になります。