Windows または Linux ホスト システムに Workstation Player をインストールすると、NAT ネットワーク(VMnet8)が設定されます。新規仮想マシン ウィザードを使用して標準仮想マシンを作成すると、デフォルトで NAT ネットワークを使用するように仮想マシンが構成されます。

NAT を使用する場合、仮想マシンは外部ネットワークに独自の IP アドレスを持ちません。代わりに、独立したプライベート ネットワークがホスト システムで設定されます。デフォルトの構成では、仮想マシンはこのプライベート ネットワーク上のアドレスを仮想 DHCP サーバから取得します。

図 1. NAT 構成
NAT デバイスを使用した仮想マシンとホスト コンピュータ間のネットワーク接続

仮想マシンとホスト システムが 1 つのネットワーク ID を共有します。このネットワーク ID は、外部ネットワークからは見えません。NAT は、プライベート ネットワーク内での仮想マシンの IP アドレスをホスト システムの IP アドレスに変換することによって機能します。仮想マシンがネットワーク リソースにアクセスするためのリクエストを送信すると、ネットワーク リソースはホスト システムがリクエストを送信したかのように認識します。

ホスト システムでは、NAT ネットワーク上に仮想ネットワーク アダプタが設定されます。このアダプタにより、ホスト システムと仮想マシンは相互に通信できます。NAT デバイスは、各仮想マシンと外部ネットワーク間におけるネットワーク データを渡し、各仮想マシンに送られてくるデータ パケットを的確に識別し、該当する仮想マシンに送信します。