VMware Workstation 12 Player バージョン 12.5 | 2016 年 9 月 13 日 | ビルド 4352439 最終更新日:2016 年 9 月 13 日 リリース ノートの追加と更新を確認してください。 |
リリース ノートの概要
VMware Workstation Player について
VMware Workstation Player(旧称 Player Pro)は、デスクトップを効率的に仮想化するアプリケーションです。1 台のコンピュータで、1 つ以上のオペレーティング システムを再起動なしで実行できます。VMware Workstation Player では、シンプルなユーザー インターフェイス、幅広いオペレーティング システムのサポート、および可搬性が提供されます。
製品の詳細については、VMware Workstation Player ドキュメントを参照してください。また、本バージョンの詳細については、それぞれの VMware Workstation Player ドキュメント センターを参照してください。
- VMware Workstation 12 Player for Windows ドキュメント センター
- VMware Workstation 12 Player for Linux ドキュメント センター
新機能
このリリースの VMware Workstation Player はすべての VMware Workstation 12 Player ユーザーに無料で提供されるアップグレードで、次のオペレーティング システムのサポートが追加されています。
- Windows 10 Anniversary Update
- Windows Server 2016
VMware Workstation 12 Player バージョン 12.5 には、さらにバグ修正、セキュリティ アップデートおよびパフォーマンスの改善が含まれています。
以前のリリース
以前にリリースされた VMware Workstation Player の機能と既知の問題は、各リリース ノートに記載されています。VMware Workstation 12 Player の以前のリリースについては、該当する次のリリース ノートをご確認ください。
- VMware Workstation 12 Player バージョン 12.1.1
- VMware Workstation 12 Player バージョン 12.1
- VMware Workstation 12 Player バージョン 12.0.1
- VMware Workstation 12 Player
既知の問題
- Windows ホスト OS から VMware Workstation Player をアンインストールしても、一部のドライバ ファイルが削除されない
VMware Workstation Player をアンインストールした後、ドライバ関連の次のファイルが Windows ホスト OS に残ったままになります。
場所:C:\Windows\System32\drivers
hcmon.sys
vmci.sys
vmx86.sys
vmkbd.sys
(拡張キーボード ドライバがインストールされていた場合)
場所:C:\Program Files\Common Files\VMware\Drivers\vmci\device
vmciver.dll
回避策:
C:\Windows\System32\drivers
に移動し、hcmon.sys
、vmci.sys
、vmx86.sys
、およびvmkbd.sys
を削除します。C:\Program Files\Common Files\VMware\Drivers\vmci\device
に移動し、vmciver.dll
を削除します。 REBOOT=Reallysuppress
オプションを指定せずに VMware Workstation Player のサイレント インストールを実行すると Windows ホスト OS が自動的に再起動するVMware Workstation Player のサイレント インストールを実行する場合、コマンド ラインに
REBOOT=Reallysuppress
オプションを追加しないと、インストール完了後にホスト OS が自動的に再起動します。例:VMware-player-12.5.0-xxxxxxx /s /v "/qn EULAS_AGREED=1"
回避策:コマンドラインに
REBOOT=Reallysuppress
オプションを追加します。
VMware-player-12.5.0-xxxxxxx /s /v "/qn REBOOT=Reallysuppress EULAS_AGREED=1」
VMware 拡張キーボード機能を使用するには、その後ホストを手動で再起動する必要があります。- 同じホスト上の仮想マシンを同じ NAT ネットワークに接続すると、これらの仮想マシンは IPv6 のグローバル アドレスを使用して通信できない
IPv6 を有効にした NAT ネットワークを使用している場合、同じホスト上にある仮想マシンをこの NAT ネットワークに接続すると、仮想マシンは、IPv6 のグローバル アドレスを使用して相互に通信できません。
回避策:なし
- VMware Tools を Fedora 24 ホスト上に手動でインストールするときに、「ソフトウェア コンポーネントの更新中に問題が発生しました。」というエラー メッセージが表示される
[仮想マシン] > [VMware Tools のインストール] メニューをクリックして Fedora 24 ホスト上のゲスト OS に VMware Tools をインストールすると、「
ソフトウェア コンポーネントの更新中に問題が発生しました。
」というエラー メッセージが表示される場合があります。これは、Fedora 24 には現在 Workstation Player に組み込まれていない新しいライブラリlibncursesw.so.6.0
が同梱されているためです。回避策:ゲスト OS をシャットダウンし、VMware Workstation Player を終了して、端末から次のコマンドを実行して手動でライブラリをインストールします:
sudo dnf install ncurses-compat-libs
インストールの完了後、VMware Workstation Player を起動し、ゲスト OS をパワーオンすると、[仮想マシン] > [VMware Tools のインストール] メニューをクリックすることで VMware Tools をインストールできます。
解決した問題
- 仮想マシンをパワーオフした後で VMware Workstation Player ウィンドウが閉じない
Linux ホスト上で、ゲスト OS のシャットダウン中に [VMware Workstation Player] ウィンドウの [閉じる] ボタンをクリックすると、質問のダイアログが表示されます。ゲスト OS が完全にパワーオフするまで待ち、それから質問ダイアログを閉じます。[VMware Workstation Player] ウィンドウは閉じません。
この問題は解決されています。
- FreeBSD 10.3 ゲスト OS で VMware Tools をインストールできない
FreeBSD システムにバンドルされている Perl の変更により、FreeBSD 10.3 ゲスト OS では VMware Tools をインストールすることができず、
./vmware-install.pl
スクリプトを実行するときに「vmware-install.real.pl: 見つかりません
」というエラーが返されます。この問題は解決されています。
- Fedora 23 ホストで Workstation Player を起動できない
Fedora 23 を実行するホストに Workstation Player をインストールした後、Workstation Player は起動に失敗します。
この問題は解決されています。
- USB Ethernet アダプタが仮想マシンへの接続に失敗する
実行中の仮想マシンに、特定の USB Ethernet アダプタを接続することはできません。
この問題は解決されています。
- Surface のカメラを仮想マシンから取り外すと、VMware Workstation Player でランタイム エラーが発生する
Surface Pro では、カメラを仮想マシンに接続し、カメラは正常に動作します。仮想マシンからカメラを取り外すと、VMware Workstation Player でランタイム エラーのメッセージが表示され、動作が停止します。
この問題は解決されています。
- Workstation Player の解像度が不正になる
Workstation Player でゲスト OS の解像度を小さい値から大きい値に変更すると、正しく表示されない場合があります。
この問題は解決されています。
- VMware Workstation Player が 64 ビット Braswell N3150 プロセッサ上で仮想マシンを起動できない
VMware Workstation Player が 64 ビット Braswell N3150 プロセッサ上で仮想マシンを起動できず、次のエラーが発生します。
MONITOR PANIC: vcpu-0:VERIFY vmcore/vmm/main/cpuid.c:376 bugNr=1036521
この問題は解決されています。
- Ubuntu 15.10 以降のゲスト OS で、open-vm-tools の代わりに、バンドルされている VMware Tools バージョンを使用すると、VMware Tools が適切に動作しないことがある
Ubuntu 15.10 以降のゲスト OS で、open-vm-tools の代わりに、VMware Workstation Player にバンドルされている VMware Tools バージョンを使用すると、VMware Tools が正常に動作しません。システムを再起動すると、Ubuntu クラッシュ レポートが表示され、VMware Tools のサービスの 1 つが動作を停止することがあります。
この問題は解決されています。