暗号化された仮想マシンの制限を有効化すると、制限タイプを [固定] に構成するか [管理] に構成するかによって、仮想マシンがいつどのように期限切れになるかが決まります。

仮想マシンの有効期限の固定

暗号化された仮想マシンの制限タイプに [固定] を選択すると、期限切れとなる日時が固定されます(たとえば、現地時間の 2012 年 12 月 12 日の 11:00 am)。時刻と日付には協定世界時 (UTC) の形式が使用されます。

有効期限の日付を持つ暗号化された仮想マシンがパワー オンになると、仮想マシンは日時を確認し、それを有効期限の日付と比較します。実行している間、仮想マシンは定期的に時間を確認し、最後の信頼されたタイムスタンプとしてすべての成功したタイムスタンプを保存します。信頼できる最後のタイムスタンプが仮想マシンの有効期限の日付に設定された日付を越えると、警告メッセージが表示され、仮想マシンはサスペンドされます。

仮想マシンが期限切れになった後は、その有効期限の日付を削除または延長できます。有効期限の日付を変更するには、制限パスワードを入力する必要があります。

仮想マシンの有効期限の管理

暗号化された仮想マシンの制限タイプに [管理] を選択すると、Horizon FLEX Policy Server により仮想マシンの有効期限の日時が管理されます。詳細については、『VMware Horizon FLEX 管理ガイド』を参照してください。