NetWare 仮想マシンの場合、VMware Tools はコマンド ラインを使用して手動でインストールまたはアップグレードします。
VMware Tools をアップグレードする前に、仮想マシンが実行される環境を考慮し、さまざまなアップグレード方法のメリットを検討します。たとえば、最新バージョンの VMware Tools をインストールして、仮想マシンのゲスト OS のパフォーマンスを向上させて仮想マシンの管理機能を強化したり、既存のバージョンを引き続き使用して、環境における柔軟性を高めてダウンタイムを回避したりすることができます。
前提条件
- 仮想マシンをパワーオンします。
- ゲスト OS が実行中であることを確認します。
- VMware Tools インストーラは Perl で記述されているため、ゲスト OS に Perl がインストールされていることを確認します。
手順
- ホストの Workstation Pro メニュー バーから、 を選択します。
古いバージョンの VMware Tools がインストールされている場合は、メニュー項目は
[VMware Tools のアップデート] になります。
- 仮想 CD-ROM デバイスが ISO イメージをボリュームとしてマウントするように CD-ROM ドライバを読み込みます。
オペレーティング システム |
コマンド |
NetWare 6.5 |
LOAD CDDVD |
NetWare 6.0 または NetWare 5.1 |
LOAD CD9660.NSS |
NetWare 4.2(vSphere では使用不可) |
load cdrom |
インストールが完了したら、「
NetWare の VMware Tools が実行中です」というメッセージが NetWare 6.5 と NetWare 6.0 ゲスト OS のロガー画面、および NetWare 4.2 と 5.1 ゲスト OS のコンソール画面に表示されます。
- VMware Tools 仮想ディスク(netware.iso)が仮想マシンに接続されている場合、コンソール ウィンドウのステータス バーにある CD-ROM アイコンを右クリックし、[切断] を選択して切断します。
次のタスク
新しい仮想ハードウェア バージョンが仮想マシンで使用可能な場合は、仮想ハードウェアをアップグレードします。